乾太くんの価格は工事費込みでいくら？総額や最安値で買う方法

「乾太くんの価格は工事費込みでいくらになるんだろう？」と気になって検索している方は多いのではないでしょうか。毎日の洗濯が劇的にラクになると話題の乾太くんですが、本体価格だけでなく、工事費を含めた総額が分かりにくいのが悩みどころですよね。

新築なのか後付けなのか、マンションなのか戸建てなのかによっても設置費用は大きく変わります。また、カインズやヤマダ電機などの量販店に頼むべきか、それともリースにするべきか、迷う要素がたくさんあります。

この記事では、私の実体験やリサーチをもとに、費用の相場や安く抑えるコツについて整理してみました。

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乾太くんの価格は工事費込みでいくら？

まずは一番気になるお金の話からいきましょう。乾太くんを導入するには「本体代金」と「工事費」、そして「部材費」がかかります。これらをすべて合わせた「工事費込み」の総額は、設置環境によってピンキリなのが正直なところです。

ここでは、容量ごとの本体価格や、設置パターン別の総額目安について詳しく見ていきます。

5kgや8kgなど容量別の値段

乾太くんには大きく分けて「スタンダードタイプ」と「デラックスタイプ」の2つのシリーズがあり、さらにその中で容量が分かれています。

一般的に、家族4人暮らしであれば8kgや9kgの大容量タイプが人気ですが、夫婦二人暮らしや設置スペースが限られる場合は5kgや6kgを選ぶ方も多いですね。

私が独自にリサーチした、本体のみ（工事費別）の実勢価格相場は以下の通りです。定価と比べると、ネット通販や一部のガス会社経由ではかなり安く手に入ることがわかります。

スタンダードタイプの5kgや8kgは、発売からの期間が長く流通量も多いため、割引率が高くなる傾向にあります。特に「見た目は気にしないから安く導入したい！」という方にはスタンダードの8kgが狙い目です。

一方で、デラックスタイプは値崩れしにくく、特に9kgモデルは需要が高いため、価格は高止まりしている印象です。

新築と後付けで変わる設置費用

「本体価格はわかったけど、結局工事費込みでいくら用意すればいいの？」というのが一番の疑問ですよね。実は、乾太くんの導入費用を大きく左右するのは、本体価格よりも「設置環境」なんです。

特に「新築時（またはリフォーム時）」と「後付け（既存住宅への設置）」では、工事の内容が全く異なるため、費用に大きな差が出ます。それぞれのパターンでの総額目安（本体＋部材＋工事費）をシミュレーションしてみました。

パターン①：新築・リフォーム時（約16万円〜）

家を建てる段階で「乾太くんを置くこと」を決めている場合、これが最も安く済みます。壁の中にあらかじめ補強を入れ、ガス栓と排湿管を通す穴（スリーブ）を建築工事の一環として施工しておけるからです。

この場合、後から発生するのは「本体の購入・搬入」と「接続作業」だけなので、工事費自体は3万円〜5万円程度で済むケースが多いです。総額で16万円〜18万円程度で導入できるでしょう。

パターン②：後付け・標準設置（約23万円〜）

今住んでいるお家に後から設置する場合です。洗面所の壁に穴を開けたり、屋外の給湯器からガス管を分岐して室内に引き込んだりする工事が必要になります。

ガス栓の増設工事や壁の穴あけ工事（コア抜き）が追加されるため、工事費だけで7万円〜10万円ほどかかるのが一般的です。これに部材費（専用台や排湿管セットなど約3〜4万円）と本体代を合わせると、総額は23万円前後になることが多いです。

パターン③：後付け・こだわり設置（約30万円〜）

「2階の洗面所に設置したい」「ガス管を壁の中に隠したい（隠蔽配管）」「外壁がタイル張りで穴あけが難しい」といった難しい条件の場合、費用はさらに跳ね上がります。

足場を組んでの高所作業費や、特殊な壁への穴あけ費用、長い距離のガス配管延長などが加算され、工事費だけで15万円を超えることも珍しくありません。こだわりを実現するためには、総額30万円以上の予算を見ておく必要があります。

デラックスとスタンダードの差額

「スタンダード」にするか「デラックス」にするか、ここも悩みどころですよね。価格差としては、本体だけで約3万〜5万円ほどデラックスの方が高いですが、私は個人的に、予算が許すなら断然デラックスをおすすめします。その最大の理由は、「糸くずフィルターの位置」です。

乾太くんを使うと毎回フィルター掃除が必要になります。スタンダードの場合、洗濯機の上に設置するとフィルターがかなり高い位置＆奥になるため、踏み台がないと届かない…なんてことも。

毎日のことなので、このストレスは意外と大きいです。デラックスなら手前にあるので、サッと取り出してパッと掃除できます。

また、デラックスタイプには「静音ドラム」が採用されており、運転音が低減されています。さらに、おしゃれなデザインや、スマートフォンアプリとの連携機能（終了通知など）もデラックスだけの特権です。

この「日々の使い勝手の良さ」に5万円の価値を感じるかどうか、が判断の分かれ目になるでしょう。

カインズやヤマダ電機の見積もり

身近なホームセンター（カインズ、コーナンなど）や家電量販店（ヤマダ電機、エディオン、ビックカメラなど）でも、乾太くんのリフォーム工事を受け付けています。「いつものお店でポイントも貯まるし安心」というのは大きなメリットですよね。

しかし、価格面だけで見ると「ネットの最安値店よりは高く、ガス会社よりは少し安い（または同等）」という位置付けになることが多いです。

これらの店舗は、自社で施工するわけではなく、提携している地元の工務店やガス施工店に工事を委託する「下請け構造」になっています。そのため、中間マージンが発生し、純粋な工事費は割高になりがちです。

また、店舗のスタッフさんはガスの専門家ではないことが多いため、詳しい設置条件（排湿管の曲がり回数や離隔距離など）についての即答が難しい場合もあります。

「見積もりを取ってみたら、ガス工事は別途ガス会社に頼んでくださいと言われた」という口コミも見かけるので、見積もりの際は「ガス工事も含めた完全な総額」であるかをしっかり確認することが大切です。

Amazonで乾太くん本体を買う方法

さて、ここが「最安値」を狙うための裏ワザ的な方法ですが、「Amazonや楽天で本体と部材だけを安く買い、工事だけを業者に頼む（施主支給）」というパターンがあります。

ネット通販であれば、メーカー希望小売価格の30%〜40%OFF、時には半額近い価格で本体が販売されています。例えば、定価19万円の8kgスタンダードが11万円台で売られていることも。

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これを購入して、地元のガス会社や「くらしのマーケット」などの職人マッチングサイトで探した施工業者に取り付けてもらえば、中間マージンを極限までカットできます。

この方法は、リサーチ力と業者との交渉力が必要な「上級者向け」の手段です。自信がない場合は、ネットで「工事費込みセット」を販売している専門店（例：楽天の住設ショップなど）に依頼するのが、価格と安心のバランスが良くおすすめです。

乾太くんの価格と工事費込みの注意点

安く導入したいのは山々ですが、価格だけで飛びつくと「設置できなかった！」「思ったよりお金がかかった！」と後悔することになりかねません。ここでは、見積もりの前に知っておきたい落とし穴や、ランニングコストなどの重要ポイントについて解説します。

マンションや賃貸は設置不可？

戸建てにお住まいの方は比較的スムーズに設置できますが、マンションや賃貸物件への設置は「6つの壁」と呼ばれる高いハードルが存在します。

これらの理由から、マンションでの設置は「原則不可」とされるケースが大半です。ただし、2025年発売の「軒下設置用モデル」であれば、ベランダ設置の耐久性が向上しているため、管理組合の許可さえ下りれば設置できる可能性がゼロではありません。

どうしても導入したい場合は、まず管理会社や管理組合に相談してみましょう。

ガス代や電気代のランニングコスト

導入費用の次に気になるのが、毎月のガス代ですよね。「ガス代が高くなりそう」と心配される方も多いですが、都市ガスであれば1回あたりのコストは非常に安いです。

都市ガスの場合、毎日使っても月額1,500円程度のプラスで済みます。これでコインランドリーに行く手間や、雨の日の部屋干し臭から解放されるなら安いものです。

電気のヒートポンプ式ドラム洗にはコストで負けますが、「乾燥時間が3分の1で済む」という圧倒的な時短効果を考えれば、時間単価のパフォーマンス（タイパ）は乾太くんが最強です。1日2回洗濯するご家庭なら、年間で約50日分の時間を節約できる計算になります。

後悔しないためのデメリット対策

「乾太くん 後悔」という検索ワードもよく見かけます。導入後に「失敗した！」と思わないために、よくあるデメリットとその対策を事前に知っておきましょう。

DIY設置は違法で危険な理由

YouTubeなどでDIY動画を見かけることもありますが、乾太くんのガス接続工事をDIYで行うことは、資格がない場合「法律（ガス事業法）」で禁止されており、明確な違法行為です。

ガス管の接続には「ガス消費機器設置工事監督者」や「液化石油ガス設備士」といった国家資格が必要です。もし素人が見よう見まねで接続してガス漏れを起こせば、自宅が吹き飛ぶだけでなく、近隣を巻き込む大惨事になりかねません。

また、DIYで設置した機器が原因で火災が起きた場合、火災保険が下りない可能性も非常に高いです。

本体を安く手に入れるのは賢い選択ですが、設置工事だけは、命と財産を守るために必ず有資格者のプロに依頼してください。これは絶対のルールです。

プロパンガスの料金と業者選び

プロパンガス（LPガス）エリアにお住まいの方は、都市ガスよりも基本料金や従量単価が高く設定されていることが多く、ランニングコストがネックになりがちです。

しかし、諦めるのはまだ早いです。プロパンガス会社の中には、ガスの使用量が増えることを歓迎して「乾太くん専用料金プラン（ドライヤー割）」を用意しているところがあります。このプランを適用すれば、都市ガス並みの単価で使えるケースもあります。

また、プロパンガス会社自体を変更することで、ガス代全体を安くできる可能性もあります。乾太くんの導入を機に、「ガス会社を変えるから、乾太くんの本体を安くしてくれないか？」あるいは「工事費をサービスしてくれないか？」と交渉するのも一つの手です。

ガス会社にとって乾太くんユーザーは「優良顧客」なので、意外と柔軟に対応してくれることがありますよ。

乾太くんの価格や工事費込みの総括

最後に、乾太くんをお得に、そして安全に導入するためのポイントをまとめます。

乾太くんは決して安い買い物ではありませんが、その価格以上に「洗濯物を干す・取り込む」という家事労働から解放され、家族との時間や自分の時間を生み出してくれる「投資」だと私は思います。

雨の日も花粉の季節も、フワフワのタオルが待っている生活は本当に快適ですよ。ぜひ、ご自宅に合った最適な導入方法を見つけてくださいね！

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