乾太くんの高さ・幅・重さは、選ぶ容量やシリーズによって異なります。
現行の家庭用モデルでは、本体幅が約55~65cm、本体高さが約61~68cm、重量が24.5~42kgです。
ただし、本体寸法が設置場所に収まるだけでは、設置できるとは限りません。
上面と左右の離隔距離、排湿管、専用台、洗濯機のフタ、ドアの開閉、搬入経路まで含めて確認する必要があります。
この記事では、現行モデルの正確な寸法と重量、本体寸法と必要設置空間の違い、専用台を含めた高さの計算方法を解説します。
記事のポイント
- デラックス9kg・6kgは高さと幅が共通
- スタンダード8kg・5kgも高さと幅が共通
- 容量が大きくなると主に奥行きと重量が増える
- 設置可否は本体寸法だけで判断しない
- 造作棚には耐荷重60kg以上が必要
乾太くんの高さ・幅・重さをモデル別に比較
乾太くんの寸法は、「高さ×幅×奥行」の順で表記されます。
同じシリーズでは高さと幅を共通化し、主に奥行きの違いによって乾燥容量を増やしているのが特徴です。
現行家庭用モデルの寸法一覧
2026年7月時点で販売されている家庭用乾太くんの寸法と重量は、次のとおりです。
| タイプ | 容量 | 代表型式 | 高さ | 幅 | 奥行き | 重さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| デラックス | 9kg | RDT-93系 | 671mm | 653mm | 674mm | 42kg |
| デラックス | 6kg | RDT-63系 | 671mm | 653mm | 594mm | 39kg |
| スタンダード | 8kg | RDT-80系 | 684mm | 650mm | 641mm | 33kg |
| スタンダード | 5kg | RDT-54S系 | 684mm | 650mm | 561mm | 31kg |
| スタンダード | 3kg | RDT-31S系 | 609mm | 550mm | 506mm | 24.5kg |
デラックスの上部操作パネル仕様や軒下設置仕様も、同じ容量であれば基本となる本体寸法と重量は共通です。
型式末尾の違いは、操作パネルの位置、ガスの接続方法、屋内・軒下の設置仕様などを表します。
通販で購入するときは、容量だけでなく型式全体を確認してください。
\ 9kg・6kgの本体価格を型式別に比べる /
都市ガス用・LPガス用、操作パネル位置、屋内用・軒下用、販売元、施工会社の施主支給対応を確認してください。
デラックス9kg・6kgのサイズ
デラックスタイプは、9kgと6kgの高さが671mm、幅が653mmで共通です。
容量による主な違いは奥行きで、9kgは674mm、6kgは594mmです。
9kgの方が6kgより80mm深く、重量も3kg重くなります。
| 比較項目 | 9kg | 6kg | 差 |
|---|---|---|---|
| 高さ | 671mm | 671mm | なし |
| 幅 | 653mm | 653mm | なし |
| 奥行き | 674mm | 594mm | 80mm |
| 重量 | 42kg | 39kg | 3kg |
横幅が同じでも、9kgでは前面が約8cm手前へ出る可能性があります。
洗面室の通路、引き戸、洗面台、収納扉などと干渉しないか、奥行き方向を重点的に確認しましょう。
デラックスには、下部操作パネルのRDT-93・RDT-63と、床置きや横並び設置に向く上部操作パネルのRDT-93T・RDT-63Tがあります。
軒下設置用のRDT-93NTU・RDT-63NTUも、本体の基本寸法と重量は屋内用と同じです。
屋内用デラックスと軒下設置用デラックスは、同じ寸法でも設置できる場所が異なります。
寸法だけを見て屋内用モデルをベランダへ設置しないでください。
スタンダード8kg・5kg・3kgのサイズ
スタンダードの8kgと5kgは、高さ684mm、幅650mmで共通です。
奥行きは8kgが641mm、5kgが561mmで、こちらも容量による差は80mmです。
3kgは高さ609mm、幅550mm、奥行き506mmと、ほかの家庭用モデルよりコンパクトです。
| 比較項目 | 8kg | 5kg | 3kg |
|---|---|---|---|
| 高さ | 684mm | 684mm | 609mm |
| 幅 | 650mm | 650mm | 550mm |
| 奥行き | 641mm | 561mm | 506mm |
| 重量 | 33kg | 31kg | 24.5kg |
横幅に余裕がない場所では、幅550mmの3kgが候補になります。
ただし、本体が小さくても、左右と上面の離隔距離、排湿設備、ガス接続、電源は必要です。
設置スペースを優先して容量を小さくすると、一度の洗濯物を複数回に分けて乾燥させる可能性もあります。
\8kg・5kg・3kgの本体価格を確認する /
ガスコード接続・ネジ接続、都市ガス・LPガス、付属品、販売元を確認してください。
12kgモデルはなく洗濯容量とは別に選ぶ
現行の家庭用乾太くんに、乾燥容量12kgのモデルはありません。
「乾太くん 12kg」と検索される背景には、12kgの洗濯機と組み合わせたいという意図が考えられます。
洗濯機の12kgは洗える衣類の最大容量であり、乾太くんの乾燥容量と同じである必要はありません。

12kgの洗濯物を一度に洗っても、衣類の種類や乾燥できない衣類を取り除けば、実際に乾太くんへ入れる量は少なくなる場合があります。
一方、毎回12kg近く洗い、その大部分を乾燥させる家庭では、9kgや8kgでも2回に分ける可能性があります。
容量選びで確認したい項目
- 普段1回で洗う衣類の重量
- 自然乾燥や部屋干しへ分ける衣類
- シーツやタオルをまとめて乾かす頻度
- 1日に乾燥機を何回運転できるか
- 設置できる奥行きと専用台
家族人数や洗濯量から選ぶ方法は、乾太くんは何キロが最適かを判断する方法でも解説しています。
業務用と2026年発売予定モデルの寸法
店舗、施設、宿泊施設などで使用する業務用モデルは、家庭用とは用途と保証条件が異なります。
| 型式 | 容量 | 高さ×幅×奥行き | 重量 |
|---|---|---|---|
| RDTC-90CT | 9kg | 684×650×641mm | 35kg |
| RDTC-80A | 8kg | 684×650×641mm | 33kg |
| RDTC-60CT | 6kg | 684×650×561mm | 33kg |
| RDTC-54S | 5kg | 684×650×561mm | 31kg |
家庭で使用する乾太くんを探している場合は、業務用の耐久性やコインタイマーだけを理由に選ばず、販売店へ用途と設置条件を確認してください。
また、リンナイは2026年秋にガス温水式衣類乾燥機RDOシリーズを発売する予定です。
| 型式 | 容量 | 高さ×幅×奥行き | 重量 |
|---|---|---|---|
| RDO-90 | 9kg | 710×650×641mm | 35kg |
| RDO-60 | 6kg | 710×650×561mm | 33kg |
高さ710mmには温水接続口が含まれます。
RDOシリーズはガス給湯暖房機から送られる温水を熱源として使う製品で、従来の乾太くんとは設置設備が異なります。
排湿管が不要になるわけではなく、機器本体には排湿管と温水配管を接続します。
発売前の製品は、仕様や対応部材が変更される可能性があります。
既存の乾太くん用専用台を流用できると自己判断せず、発売後の施工説明書と適合情報を確認してください。
(参考:リンナイ公式「ガス温水式衣類乾燥機RDOシリーズ」)
乾太くんの設置に必要な高さと幅
乾太くんを設置するときは、カタログに記載された本体寸法だけで判断してはいけません。
離隔距離、排湿管、専用台、扉、洗濯機、点検作業のスペースを加えた寸法が、実際に必要な設置空間です。
本体寸法と設置必要空間は異なる
乾太くんには、防火上必要な最低限の離隔距離が定められています。
| タイプ | 上面 | 左側 | 右側 |
|---|---|---|---|
| デラックス | 30mm以上 | 30mm以上 | 30mm以上 |
| スタンダード | 45mm以上 | 45mm以上 | 45mm以上 |
離隔距離だけを加えた設置スペースの目安は、次のようになります。
| モデル | 高さの目安 | 幅の目安 | 奥行き |
|---|---|---|---|
| デラックス9kg | 701mm以上 | 713mm以上 | 674mm |
| デラックス6kg | 701mm以上 | 713mm以上 | 594mm |
| スタンダード8kg | 729mm以上 | 740mm以上 | 641mm |
| スタンダード5kg | 729mm以上 | 740mm以上 | 561mm |
| スタンダード3kg | 654mm以上 | 640mm以上 | 506mm |
表は本体寸法へ防火上の最低離隔を加えただけの目安です。
排湿管、ガス接続、電源、メンテナンス、固定部材に必要なスペースは含んでいません。
実際の施工では、使用する排湿管セットや排湿方向によって上方の必要寸法が変わります。
本体上面の離隔距離だけを確保し、天井までぎりぎりに設置すると、排湿管を曲げられない可能性があります。
本体と天井の間に必要な高さは、選んだ機種の設置相関図で確認してください。

(参考:リンナイ公式「置ける!?乾太くん」)
専用台を含めた全体の高さを計算する
洗濯機の上へ設置する場合は、専用台の高さに本体の高さと排湿設備の寸法を加えます。
純正の専用台(高)には、主にDS-80HSFとDS-54HSFがあります。
| 専用台 | 主な対応モデル | 高さ調整 | 幅調整 | 奥行き |
|---|---|---|---|---|
| DS-80HSF | RDT-93系・RDT-80系など | 1,150~1,500mm・7段階 | 644~880mm・7段階 | 639mm |
| DS-54HSF | RDT-63系・RDT-54S系・RDT-31S系 | 1,150~1,380mm・5段階 | 644~880mm・7段階 | 558mm |
例えば、高さ1,330mmに設定したDS-80HSFへ高さ671mmのデラックスモデルを載せると、本体上端は単純計算で約2,001mmになります。
ここからさらに上面離隔、排湿管、天井側の施工スペースが必要です。
専用台を高くすると縦型洗濯機のフタを開けやすくなりますが、乾太くんの操作部やフィルターへ手が届きにくくなります。
特に上部操作パネル仕様を洗濯機の上へ置く場合は、操作部へ無理なく手が届くか確認してください。
天井高だけでなく、利用する人の身長と日常的な手入れのしやすさも考慮しましょう。
幅・奥行き・搬入経路を確認する
設置場所では、本体の横幅だけでなく、左右の離隔と専用台の脚を含む幅を測ります。
デラックス9kgの本体幅は653mmですが、左右各30mmの離隔を加えると、最低でも713mmが目安です。
スタンダード8kg・5kgは本体幅650mmに左右各45mmを加えるため、740mmが目安になります。
奥行きでは、9kgデラックスが674mmと最も深くなります。
背面や上部の排湿管、ガス接続、壁の巾木などによって、本体前面がカウンターや洗濯機より手前へ出る場合があります。
本体が設置場所へ収まっても、玄関、廊下、階段、洗面室入口を通過できなければ搬入できません。
梱包された状態の寸法や、作業員が持ち上げて方向転換する空間も必要です。
搬入経路に曲がり角がある場合は、幅だけでなく対角方向に本体を回せるか施工会社へ確認しましょう。
乾太くんのドアは出荷時に左開きですが、設置場所に応じて右開きへ変更できます。
右開きへの変更は有償になるため、購入時または工事前に販売店へ依頼してください。
(参考:リンナイ公式「ドアの左右変更」)
洗濯機と専用台の組み合わせを確認する
洗濯機の上へ乾太くんを設置する場合は、洗濯機本体の高さだけでなく、フタや洗剤投入口を開いた状態の高さを確認します。
縦型洗濯機では、フタを全開にしたときに専用台の補強部分や乾太くんの底面とぶつかることがあります。
折りたたみ式のフタでも、開閉軌道が専用台の横棒へ干渉する可能性があります。
ドラム式洗濯機は前開きですが、上部に洗剤自動投入タンクやメンテナンス部がある機種では、専用台が作業を妨げることがあります。
| 確認対象 | 測る寸法 |
|---|---|
| 縦型洗濯機 | フタを全開にしたときの最高位置 |
| ドラム式洗濯機 | 洗剤投入口や上部点検部を開けた状態 |
| 防水パン | 外寸・内寸・立ち上がり・排水位置 |
| 専用台 | 脚の幅・奥行き・補強材の位置 |
| 乾太くん | 操作部とフィルターへ手が届く高さ |
洗濯機を将来買い替える予定がある場合は、現在の洗濯機だけに合わせて専用台をぎりぎりの高さへ設定しない方が安全です。
一方で、必要以上に高くすると衣類の出し入れやフィルター掃除が難しくなります。
純正台や他社製収納台の選び方は、衣類乾燥機用スタンドの適合と選び方でも解説しています。
\ 本体に合う純正専用台を型式から探す /
DS-80HSFとDS-54HSFでは対応本体と奥行きが異なります。型式、販売元、付属部品、新品か中古かを確認してください。
造作棚の耐荷重と固定方法に注意する
造作棚へ乾太くんを設置する場合は、棚板が本体寸法より大きく、耐荷重60kg以上であることが必要です。

本体重量が最大42kgだからといって、耐荷重42kgの棚へ設置してよいわけではありません。
運転時には濡れた衣類の重量とドラムの振動が加わるため、メーカーの設置基準を満たす棚を用意します。
- 棚板を水平に施工する
- 本体が前後左右へ動かないよう固定する
- 壁の下地や柱へ適切に固定する
- 排湿管やガス管を点検できる構造にする
- フィルターと操作部へ手が届く高さにする
- 本体交換時に取り外せる構造にする
カラーボックス、市販の簡易ラック、耐荷重が不明な棚へ載せるのは避けてください。
純正専用台を使用する場合も、本体のネジ固定と付属の鎖による転倒防止が必要です。
棚の耐荷重だけでなく、壁への固定方法と下地の強度が重要です。
既存の棚へ後から載せる場合は、棚板の材質、たわみ、壁下地、ビスの位置を施工業者へ確認してください。
設置場所の採寸、造作棚、ガス管、排湿管をまとめて確認する場合は、乾太くんの設置業者を選ぶポイントも参考にしてください。
\ 造作棚と設置工事をまとめて相談する/
リショップナビは住宅リフォーム会社の紹介サービスです。
乾太くん専門業者が必ず紹介されるサービスではありません。
紹介された会社へ、ガス工事、排湿工事、造作棚、対象型式の施工経験を確認してください。
乾太くんの高さ・幅・重さに関する質問
乾太くんの横幅は何cmですか?
デラックスは65.3cm、スタンダード8kg・5kgは65cm、3kgは55cmです。
実際には左右の離隔が必要なため、デラックスは幅71.3cm以上、スタンダード8kg・5kgは幅74cm以上が最低限の目安です。
専用台、壁、配管、メンテナンス空間も含めて施工会社が最終判断します。
乾太くんの重さは何kgですか?
家庭用では3kgタイプの24.5kgから、デラックス9kgタイプの42kgまでです。
造作棚へ置く場合は、本体重量と同じ耐荷重ではなく、60kg以上の耐荷重が必要です。
本体を自分だけで持ち上げて設置せず、固定と試運転を含めて施工会社へ依頼してください。
乾太くんと天井の間は何cm必要ですか?
防火上の最低離隔は、デラックスが上面3cm以上、スタンダードが4.5cm以上です。
ただし、上面離隔だけでなく、排湿管を曲げて接続する空間も必要です。
必要な高さは排湿管の種類と排湿方向で変わるため、型式別の設置図面で確認してください。
12kgの洗濯機には何kgの乾太くんが合いますか?
一度に乾燥させる衣類量によって異なります。
現行の家庭用乾太くんの最大容量は9kgで、12kgモデルはありません。
12kgすべてを乾燥させる場合は、9kgでも複数回に分ける必要があります。
乾太くんの高さ・幅・重さまとめ

現行の家庭用乾太くんは、デラックス9kg・6kgと、スタンダード8kg・5kg・3kgから選べます。
本体寸法と重量は次の範囲です。
- 高さ:609~684mm
- 幅:550~653mm
- 奥行き:506~674mm
- 重量:24.5~42kg
デラックス9kg・6kgは高さと幅が共通で、奥行きが80mm異なります。
スタンダード8kg・5kgも高さと幅が共通で、奥行きが80mm異なります。
設置可否を判断するときは、本体寸法だけでなく、次の空間を加えてください。
- 上面と左右の防火上必要な離隔
- 排湿管とエルボの施工空間
- ガス管・コンセント・アースの位置
- 専用台と洗濯機のフタ開閉空間
- 本体ドアの開閉と衣類の出し入れ空間
- 点検・修理・本体交換に必要な空間
造作棚は耐荷重60kg以上とし、水平、固定方法、壁下地まで確認します。
本体や専用台を購入する前に、設置場所と搬入経路を採寸し、施工会社へ型式、専用台、排湿方法を確認してもらいましょう。
正確な情報は各メーカー・公式サイトでご確認ください。



