あこがれのガス衣類乾燥機、乾太くん。毎日の洗濯が劇的にラクになると分かっていても、導入にあたって避けては通れないのが「ガス工事」ですよね。実は私も最初はそうでした。
「壁に穴を開ける必要があるの?」「マンションなどの集合住宅でも設置できるの?」「そもそも工事費っていくらかかるの?」と、分からないことだらけで不安になります。
ネットで調べても、本体価格は分かっても工事費は「現地見積もり」ばかりで、総額が見えにくいのも悩みどころです。
また、賃貸やプロパンガスの地域にお住まいの方だと、さらに「うちは無理かも…」と諦めかけているかもしれません。でも、条件さえ整理できれば、意外な方法で設置できるケースも多いんですよ。
この記事では、そんな乾太くんのガス工事に関するあらゆる疑問や不安について、私の実体験や徹底的にリサーチした情報を交えながら、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
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記事のポイント
- 乾太くん導入に必要なガス工事費用の内訳と相場
- マンションや賃貸住宅で設置するための具体的な対策
- 本体をAmazonなどで安く購入して工事費を抑える裏技
- 後悔しないための業者選びと見積もりのポイント
乾太くんのガス工事にかかる費用や設置条件
まずは、乾太くんを導入するために最も重要な「ガス工事」の基礎知識についてお話しします。費用はどれくらい見ておけば良いのか、どのような工事が必要になるのか、そして自分の家に置けるのかといった、導入前の最大のハードルをここでクリアにしていきましょう。
設置工事費用の相場と内訳の目安
「結局、総額でいくら用意すればいいの?」というのが一番知りたいポイントですよね。
私が多くの事例を調べたり、実際に見積もりを取ったりした経験から言うと、乾太くんの導入費用の総額は、おおよそ15万円から25万円程度を見ておくのが一般的です。もちろん、これは「本体価格」と「工事費」を合わせた金額です。
ただ、この金額の幅が大きいのは、ご自宅の状況によって「ガス配管工事」の難易度が大きく変わるからです。費用の内訳をもう少し詳しく分解してみましょう。
費用の内訳詳細
| 項目 | 費用の目安 | 工事・部材の詳細 |
| 乾太くん本体 | 8万〜14万円 | スタンダードかデラックスか、容量(5kg/8kg/9kg)によって変動します。 |
| 標準設置工事費 | 3万〜5万円 | 本体を搬入し、所定の位置に設置して水平を取る作業や、試運転調整費が含まれます。 |
| ガス配管工事 | 2万〜6万円 | 既存のガス管から分岐させ、乾太くん用のガス栓(コック)を増設する工事です。距離が長いほど高くなります。 |
| 排湿管工事 | 1.5万〜3万円 | 壁に穴を開ける「コア抜き」作業や、湿気を外に出すダクトの接続工事です。 |
| 専用台・部材費 | 2万〜4万円 | 本体を置くための専用台、排湿管セット、ガスコードなどの部材代です。これらが意外と費用を押し上げます。 |
| 諸経費・処分費 | 0.5万〜1万円 | 出張費や、古い乾燥機がある場合の処分費用です。 |
※上記の金額はあくまで目安です。特に「ガス配管工事」は、洗面所にガスが来ていない場合、キッチンや屋外の給湯器から配管を延長する必要があるため、距離に応じて費用が加算されます。
新規設置と交換工事の違い
もし、すでに古いガス乾燥機を使っていて、新しい乾太くんに買い替える「交換工事」の場合は、ガス栓や排湿用の穴がそのまま使えることが多いです。その場合、工事費は標準設置費と処分費くらいで済むため、総額でも12万円〜16万円程度に収まることもあります。
一方で、全くの新規設置(特にオール電化住宅からの導入や、ガス栓のない洗面所への設置)の場合は、ガス工事と穴あけ工事がフルセットになるため、どうしても20万円を超えてくるケースが多くなります。
正確な金額を知るためには、ネットの情報だけで判断せず、必ず専門業者に現地調査を依頼して見積もりを出してもらうことが第一歩ですね。
マンションで設置不可となる理由と対策
「乾太くん ガス工事」と検索していると、サジェストキーワードに「マンション 設置不可」や「諦めた」といったネガティブな言葉が出てきて、不安になった方も多いのではないでしょうか。
正直にお伝えすると、戸建て住宅に比べて、マンションへの乾太くん導入はハードルが非常に高いのが現実です。
なぜマンションでは設置が難しいのか?
最大の理由は、物理的な工事の制約です。乾太くんは、衣類から出た湿気を屋外に排出するための「排湿管」を通す必要があります。これには壁に直径80mm〜100mm程度の穴(コア抜き)を開ける工事が必須となります。
しかし、分譲マンションであっても、建物の外壁(コンクリート部分)は「共用部分」にあたります。個人の判断で勝手に穴を開けることは、管理規約で厳しく禁止されているケースがほとんどなのです。
また、仮に穴あけが不要な既存の換気扇ダクトを使おうとしても、浴室換気扇と乾太くんでは排気量や圧力が全く違うため、接続は消防法やメーカー基準で禁止されています。
浴室暖房乾燥機のダクト流用はNG
「お風呂の換気扇のダクトに繋げばいいのでは?」と考える方もいますが、これは大変危険です。湿気が逆流してカビの原因になったり、最悪の場合は一酸化炭素中毒のリスクがあったりするため、絶対にやってはいけません。
マンションでの唯一の解決策:ベランダ設置
では、マンション住まいの人は絶対に乾太くんを使えないのでしょうか?実は、唯一と言っていい現実的な解決策があります。それが「ベランダ(バルコニー)への設置」です。
もし、あなたのお住まいのマンションのベランダに「ガス給湯器」が設置されているならチャンスがあります。その給湯器に来ているガス配管から分岐させることで、ベランダに乾太くんを設置できる可能性があるからです。ただし、以下の条件をクリアする必要があります。
ベランダ設置を成功させるための条件
- ベランダにガス給湯器があり、ガス配管の分岐が可能であること。
- 雨風をしのげる軒下のスペースがあること(完全な野ざらしはNG)。
- 管理組合への申請を行い、共用部分(ベランダ)への設置許可が得られること。
- 避難ハッチや隣戸への避難経路(隔て板付近)を塞がないこと。
ベランダ設置の場合、雨や紫外線から機器を守るための「本体保護カバー」の装着が必須です。洗濯のたびに窓を開けてベランダに出る手間はありますが、「それでも乾太くんの乾燥力が欲しい!」という熱意のある方には、検討する価値のある方法ですよ。
賃貸住宅で工事不要の窓パネルを使う方法
「うちは賃貸だから、壁に穴を開けるなんて絶対に無理…」と諦めている方も多いはず。でも、大家さんや管理会社に交渉して、「ガス栓の増設」さえ許可してもらえれば、壁に穴を開けずに設置する裏技があります。
それが、リンナイ純正のオプション部材である「窓パネルセット」を活用する方法です。
窓パネルセットの仕組み
これは、スポットクーラーやウィンドウエアコンの排気ダクトを通すときによく使われるパネルと同じような仕組みです。洗面所などの窓枠(サッシ)の高さに合わせてパネルをはめ込み、そのパネルに設けられた接続口から、乾太くんの排湿ホースを屋外に出します。
この方法の最大のメリットは、建物への不可逆的なダメージ(穴あけ)がないことです。退去する際はパネルを取り外すだけで原状回復ができるため、賃貸物件でも導入できる可能性がグッと高まります。(参考: リンナイ公式部品販売サイト(窓パネル等))
導入前に知っておくべきデメリット
ただし、窓パネルにも弱点はあります。導入してから「こんなはずじゃなかった」とならないよう、以下の点は必ず理解しておいてください。
- 窓の施錠問題: パネルを挟むため、窓のクレセント錠が閉まらなくなります。防犯のため、付属の「補助錠(サッシロック)」を使って固定する必要がありますが、本来の鍵よりは強度が落ちる可能性があります。
- 気密性と断熱性: 窓を少し開けた状態で固定するため、どうしても隙間ができやすくなります。冬場は冷気が入ってきて洗面所が寒くなったり、夏場は小さな虫が隙間から侵入したりするリスクがあります。
- 見た目の問題: 排湿ホースが窓に向かって伸びることになるため、インテリアとしては少し雑然とした印象になるかもしれません。
これらのデメリットを許容できるのであれば、賃貸でも乾太くんライフを実現できる最強のツールと言えるでしょう。
プロパンガスのガス代や設置の注意点
都市ガス(12A・13A)のエリアではなく、プロパンガス(LPG)を使用している地域にお住まいの方も多いですよね。乾太くんはプロパンガスでも全く問題なくパワフルに稼働しますが、いくつか都市ガスとは異なる注意点があります。
購入時の「ガス種」間違いに注意
乾太くんの本体は、使用するガスの種類によって内部の部品が異なります。Amazonや楽天などで本体を自分で購入(施主支給)しようと考えている方は、絶対に「プロパンガス(LPG)用」の型番を選んでください。
もし間違って都市ガス用を買ってしまうと、点火しなかったり、不完全燃焼を起こして一酸化炭素中毒の原因になったりする危険性があります。「12A・13A」と書かれていないか、必ずダブルチェックをお願いします。
気になるプロパンガスのランニングコスト
「プロパンガスは高い」というイメージがありますよね。実際、都市ガスに比べると基本料金や単価が1.5倍〜2倍程度に設定されている地域が多いのが現状です。
しかし、乾太くんの1回あたりのガス代は、都市ガスで40円〜60円程度と言われています。プロパンガスで単価が高かったとしても、1回80円〜100円程度で収まる計算になります。
コインランドリーの乾燥機が8分〜10分で100円(完全に乾かすには300円〜400円かかる)であることを考えれば、プロパンガスであっても圧倒的にコストパフォーマンスは高いと言えます。
オール電化住宅でも導入可能?
オール電化住宅や、そもそもガス契約がないご家庭でも、「プラコンポ」などと呼ばれる小型のプロパンガスボンベを屋外に設置して、乾太くん専用として使う方法があります。ガス会社が定期的に配送してくれるシステムなので、一度相談してみる価値はありますよ。
ガスコードの延長や配置に関する制限
乾太くんの設置場所を考えるとき、「洗面所の端にガス栓があるから、そこから長いホースで反対側の洗濯機まで引っ張ってくればいいや」と安易に考えていませんか?実は、ガスコードの長さや配置には安全上の重要な制限があります。
ガスコードは「短ければ短いほど良い」
乾太くんと壁のガス栓をつなぐ「専用ガスコード」は、メーカーから0.5m〜5m程度の長さが販売されています。しかし、コードが長くなればなるほど、ガスの圧力が低下し、乾太くんの火力が最大限発揮できなくなる(=乾燥時間が長くなる)可能性があります。
また、長いガスコードが床を這っていると、足に引っかかって転倒したり、コードが踏まれて損傷しガス漏れの原因になったりするリスクもあります。基本的には、ガスコードは2メートル以内で収まる位置にガス栓を設置するのが理想的です。
隠ぺい配管の禁止
もう一つ重要なルールとして、ガスコードは「隠ぺい配管」が禁止されています。どういうことかというと、見栄えを良くするためにガスコードを壁の中を通したり、床下を通したりしてはいけないということです。ガスコードは必ず「目に見える場所」にある必要があります。
もし、ガス栓の位置が遠くてどうしても配管を隠したい場合は、ゴム製のガスコードではなく、資格を持った業者による金属製の「ガス配管工事」を行い、乾太くんのすぐ近くまでガス栓自体を移設・増設してもらう必要があります。
これはDIYでは絶対にできない領域ですので、費用はかかりますが安全のためにプロに依頼しましょう。
乾太くんのガス工事を安く済ませる秘訣
ここまで費用の相場や注意点をお伝えしてきましたが、正直「やっぱり高いな…」と感じた方もいると思います。そこで、ここからは少しでもお得に、賢く乾太くんを導入するための「裏技」的なテクニックを公開します。
普通にリフォーム会社やガス会社に丸投げするよりも、数万円単位で節約できる可能性がありますよ。
Amazonや楽天で本体のみ安く購入
私が最もおすすめしたいコストダウン術が、「本体をネット通販で購入する」という方法です。実は乾太くん、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで普通に販売されているんです。
通常、ガス会社やリフォーム会社の見積もりに出てくる本体価格は、定価の10%〜20%オフ程度であることが多いです。しかし、ネット通販の最安値を調べてみると、定価の30%〜40%オフという破格の値段で売られていることが珍しくありません。
例えば、大人気の「デラックスタイプ(RDT-93)」の場合、定価は約20万円しますが、ネットなら13万円〜14万円台で見つかることもあります。これだけで5万円以上の差が出るわけですから、使わない手はありません。
さらに、楽天市場の「お買い物マラソン」や「スーパーSALE」のタイミングを狙えば、数千円〜1万円分相当のポイントバックも狙えます。実質価格はさらに下がりますね。
「ガス機器をネットで買うのは怖い」と思うかもしれませんが、届くのはメーカー純正の新品です。ただし、先ほどもお伝えした「都市ガス用かプロパン用か」の選択だけは、命に関わるので慎重に行ってください。
ネット購入品を持ち込みで工事依頼する
本体を安くゲットできても、自分で取り付けることはできません(ガス接続は有資格者による施工が義務付けられています)。そこで、ネットで購入した本体を設置してくれる業者を探すことになります。これを業界用語で「施主支給(せしゅしきゅう)」と言います。
ここが一番の難関です。多くの大手ガス会社やリフォーム会社は、「自社で本体を購入してくれないと工事は受け付けない(利益が出ないため)」というスタンスを取ることが多いからです。そのため、以下のルートで業者を探すのがおすすめです。
施主支給OKな業者の見つけ方
- くらしのマーケット等のマッチングサイト: 「ガス衣類乾燥機 取り付け」などのカテゴリで、個人の職人や小規模な施工店を探せます。「ネット購入品の取り付け歓迎」と書いている業者も多いです。
- 地元の工務店やガス店に直談判: 「本体は既に持っているのですが、工事だけお願いできませんか?」と正直に電話で相談してみる。意外と引き受けてくれる親切な店もあります。
- ネット通販の「工事費込みセット」: 楽天などのショップによっては、本体販売と同時に、提携業者による工事セットを販売している場合があります。これなら探す手間が省けます。
この方法を使えば、本体代をネット価格(最安値)に抑えつつ、工事費は適正価格(または割安)で依頼できるため、トータルコストを20万円以下に抑えることも十分に可能です。
虫や騒音で後悔しないための事前対策
「安く設置できた!」と喜んでいたのも束の間、使い始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔するポイントがあります。それが「虫の侵入」と「騒音・振動」です。これらは後から対策するより、工事の段階で防いでおくのがベストです。
排湿管からの虫侵入を防ぐ「ダンパー」
乾太くんの排湿管は屋外と直結しています。そのままでは、排気口(フード)からゴキブリや小さな虫が管を通って、乾燥機内部や室内に入り込んでくるリスクがあります。これを防ぐために絶対に導入してほしいのが、「ダンパー付排湿口ガイド」という部材です。
これは、乾燥機が運転して風圧がかかった時だけ弁が開き、停止中は弁がピタリと閉じる仕組みになっています。これにより、虫の侵入だけでなく、冬場の冷たい外気が逆流してくるのも防げます。
ネットで数千円で購入できる部材なので、工事の際に「ダンパー付きの部材を使ってください」と指定するか、自分で購入して渡すことを強くおすすめします。
振動・騒音対策には「防振ゴム」
乾太くんはドラムが回転する家電なので、どうしても振動が発生します。特に木造住宅の2階や、アパートの2階以上に設置する場合、下の階に「ゴーッ」という振動音が響いてしまうことがあります。
対策として、専用台の脚の下に「防振ゴム」を敷くのが効果的です。洗濯機用の「かさ上げ台(あしあげ隊など)」や、ホームセンターで売っている厚手のゴムマットを挟むだけで、床に伝わる振動を大幅に軽減できます。
これも工事の時に業種さんにお願いすれば、設置のついでに敷いてくれるはずです。
信頼できる業者の選び方と見積もり
安さを追求するあまり、悪質な業者や技術不足の業者に当たってしまっては元も子もありません。ガス漏れ事故などのリスクを避けるためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
「GSS」の資格を確認しよう
信頼できる業者かどうかのひとつの目安になるのが、「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」という資格です。これは、ガス機器の設置工事に必要な高度な知識と技能を持っていることを証明する資格です。
GSSの資格を持っている店(GSS登録店)であれば、メーカーの定める正しい設置基準や、消防法などの法規制を熟知しているため、安心して工事を任せられます。ホームページなどで「GSS認定店」のロゴがあるかチェックしてみましょう。(参考:一般財団法人 日本ガス機器検査協会(GSSについて))
必ず「相見積もり」を取る
そして最後に、見積もりは必ず2〜3社から取る「相見積もり」を行ってください。1社だけだと、その金額が高いのか安いのか判断できません。A社では「10万円」と言われた工事が、B社では「6万円」で済む、なんてことはザラにあります。
ただし、金額だけで決めるのは危険です。「なぜその金額なのか(部材費が含まれているか、追加工事の可能性はあるか)」を丁寧に説明してくれる業者や、レスポンスが早い業者を選ぶことが、トラブルを防ぐコツです。
乾太くんのガス工事に関する総まとめ
ここまで、乾太くんの導入に伴うガス工事について、費用の目安から設置の裏技まで詳しく解説してきました。
「ガス工事」と聞くと、どうしても大掛かりで面倒なイメージを持ってしまいがちですが、正しい知識を持って準備すれば、決して不可能なことではありません。
マンションならベランダ設置、賃貸なら窓パネル、費用を抑えるならネット購入と施主支給。このように、あなたの住環境や予算に合わせた選択肢は必ず用意されています。
工事という一時的なハードルさえ乗り越えてしまえば、その先には「洗濯物がたった1時間で、新品のようにフワフワに乾く」という感動的な毎日が待っています。
雨の日も、花粉の季節も、夜遅くの洗濯も、もう何も気にする必要はありません。あの嫌な生乾き臭ともサヨナラできる生活は、本当にお値段以上の価値があります。
ぜひ、今回ご紹介した知識を武器に、あなたにぴったりの方法で「乾太くんのある暮らし」を実現させてくださいね。この記事が、その第一歩のお役に立てれば本当に嬉しいです。
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