「乾太くんを導入したいけれど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」と悩んでいませんか。実は私も最初はそうでした。
デラックスとスタンダードの違いや容量の選び方、さらには2025年に登場した軒下設置用など、乾太くんの種類に関する情報は複雑で迷ってしまいますよね。
この記事では、それぞれの特徴や価格、そして後悔しないための最適なモデルの選び方を、私の実体験を交えて分かりやすく解説します。
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記事のポイント
- デラックスとスタンダードの決定的な違いが分かる
- 家族構成や設置場所に応じた最適な容量が選べる
- Amazonでの購入や施主支給によるコストダウン方法が分かる
- 2025年最新モデルを含む全種類のスペックを比較できる
乾太くんの種類と選び方の違いを徹底比較
乾太くんを選ぶ際、最初にぶつかる壁が「グレード」と「サイズ」の組み合わせですよね。カタログを見ても専門用語が多くて、結局自分の家にはどれが合うのか判断が難しいと感じる方も多いはずです。
ここでは、現在販売されているモデルの違いを整理して、あなたにぴったりの一台を見つけるための基準を、私が実際に比較検討した経験をもとにお伝えします。
デラックスとスタンダードの違いや機能比較
まず押さえておきたいのが、上位モデルである「デラックスタイプ」と、基本モデルの「スタンダードタイプ」の違いです。私自身、購入前は「ただ乾かすだけならスタンダードで十分では?価格も安いし」と考えていました。
しかし、実際にショールームで実機を触り、長く使うことを想定してシミュレーションした結果、結論としては「フィルター掃除の手間」と「デザイン性」で選ぶのが正解だと確信しました。
両者の決定的な違いを以下の表にまとめましたので、まずはスペック面を比較してみましょう。
| 比較項目 | デラックスタイプ (RDT-93/63) | スタンダードタイプ (RDT-80/54S/31S) |
| 容量ラインナップ | 9kg / 6kg | 8kg / 5kg / 3kg |
| フィルター位置 | ドア裏(手前下部) | ドラム最奥部 |
| デザイン | 窓付き・ダイヤル式・スクエア型 | 全面パネル・ボタン式・丸みあり |
| 独自機能 | プラズマクラスター・静音・庫内LED | 基本乾燥のみ |
| 操作パネル | 上部・下部を選択可能 | 下部固定(一部上部あり) |
デラックスタイプの最大のメリットは、何と言っても糸くずフィルターがドアを開けた手前(ドア裏)にあることです。「たかがフィルターの位置でしょ?」と思われるかもしれませんが、これは毎日の家事負担を劇的に変える要素なんです。
スタンダードタイプの場合、フィルターはドラムの最奥部にあります。もし洗濯機の上に専用台を使って乾太くんを設置すると、フィルターの位置は床から160cm以上の高さ、さらに奥行き60cmの奥になります。
身長が低い方だと、毎回踏み台を使わないと手が届かない可能性があるんです。毎日使うたびに踏み台を出して、背伸びをしてフィルターを外す…想像するだけで億劫になりませんか?
一方、デラックスタイプならドアを開けてすぐ手元にあるので、踏み台不要でサッと取り出せます。この「メンテナンスのしやすさ」こそが、デラックスタイプを選ぶ最大の理由だと言っても過言ではありません。
さらに、プラズマクラスターによる除菌・消臭機能や、運転音を抑えるマイルドコースなど、付加価値もしっかりついてきます。
家族構成に合わせた容量とサイズの選び方
次に悩むのが容量ですよね。「大は小を兼ねるから一番大きいやつにしよう!」と安易に決めるのは少し待ってください。乾太くんの場合、容量選びは「設置スペース(特に奥行き)」とのせめぎ合いになります。
一般的に、1人1日あたりの洗濯物は約1.5kgと言われています。これを基準に推奨サイズを考えると以下のようになります。
- 3kgタイプ:一人暮らしや、タオル・下着だけ乾かしたいサブ機として。非常にコンパクトで場所を取りません。
- 5kg・6kgタイプ:3〜4人家族向け。毎日の洗濯なら十分対応可能ですが、厚手の服が多い冬場や、バスタオルを大量に使う家庭では少し窮屈かもしれません。
- 8kg・9kgタイプ:4人以上の家族や、週末にまとめて洗う派、シーツや毛布を頻繁に洗いたい方に最適です。洗濯機が10kg以上なら、こちらを選ぶバランスが良いでしょう。
ここで注意が必要なのが、「9kg(デラックス)」や「8kg(スタンダード)」を選ぶと、本体の奥行きが大きくなるという点です。
【重要】奥行きの差に気をつけよう
実は、デラックス9kgとスタンダード8kgは、それぞれの小型モデル(6kg/5kg)に比べて奥行きが約8cmほど深くなっています。
具体的な数値で言うと、デラックス6kgの奥行きは約59.4cmですが、9kgは約67.4cmです。この8cmの差は、狭い洗面所ではかなり大きく感じます。「設置したら圧迫感がすごかった」「脱衣スペースが狭くなって着替えにくい」という後悔を避けるためにも、必ずメジャーを持って洗面所に行き、8cm出っ張った状態をシミュレーションしてみてください。
新型の軒下設置用など最新モデルの特徴
「マンションだから排湿管工事ができなくて置けない」「洗面所が狭すぎて設置スペースがない」と諦めていた方に朗報なのが、2025年4月21日に登場したばかりの「軒下設置用デラックスタイプ(NTUシリーズ)」です。
これまで、デザイン性の高いデラックスタイプは「屋内専用」とされており、屋外に置く場合はスタンダードタイプを選ぶしかありませんでした。しかし、この新型NTUシリーズは、デラックスタイプの機能美をそのままに、屋外設置に対応した画期的なモデルです。
主な特徴と変更点
- 防水・防塵性能の強化:雨や土埃が入らないよう設計が見直されています。
- フルフラットタッチパネル:操作部は物理ダイヤルやボタンではなく、水濡れに強く掃除もしやすいタッチパネルに変更されました。
- 専用部材の標準化:屋外設置に必須となる「排湿トップ」や、使わない時に本体を守る「本体保護カバー」がセットになっている(または専用オプションとして用意されている)ため、安心して屋外に置けます。
軒下タイプの活用メリット
- マンションでも設置のチャンス:ベランダにガス栓と電源さえ確保できれば、壁に穴を開ける排湿管工事が不要(直接屋外排気)になるため、導入ハードルが下がります。
- 空間の有効活用:エアコンの室外機の上部に専用台を使って縦積み設置も可能です。デッドスペースになりがちな室外機上を有効活用できます。
屋外設置の場合、動作音が近隣の迷惑にならないか気になるところですが、デラックスタイプベースなので静音性にも配慮されています。これなら、日本の狭い住宅事情でも「憧れの乾太くん」を諦めなくて済みそうですね。
乾太くんで後悔しないためのデメリット対策
便利な乾太くんですが、導入後に「失敗した!」「こんなはずじゃなかった」と感じるポイントもいくつかあります。特によく検索されている「後悔」の要因は、「衣類の縮み」と「運転音」です。これらは事前に知って対策しておけば防げる問題です。
1. 衣類の縮み問題
乾太くんは80℃〜100℃の強力な温風で一気に乾燥させます。そのため、熱に弱い繊維(ウール、レーヨン)や、縮みやすい綿素材(Tシャツ、トレーナー)を入れると、驚くほど縮んでしまうことがあります。「子供の服がピチピチになった」という失敗談は枚挙にいとまがありません。
【対策】縮ませたくない服は乾燥機に入れない「仕分け」が基本ですが、忙しい時にそれは面倒ですよね。我が家では、「子供の服や普段着は最初からワンサイズ大きめを買う」という運用で解決しています。
また、後述する「デリケートコース」を活用して、低温で優しく乾かすのも有効です。
2. 運転音と振動
ガスが燃焼する「ゴオオ」という音と、ドラムが回転する音は、決して無音ではありません。洗濯機の脱水時よりは静かかもしれませんが、夜間に稼働させる場合や、隣家の寝室の近くに排湿口が来る場合は配慮が必要です。
【対策】デラックスタイプに搭載されている「マイルドコース」を使えば、乾燥時間は少し伸びますが運転音を抑えることができます。また、排湿管の出口に取り付ける「静音パイプフード」などのオプションパーツもあるので、音に敏感な環境なら見積もり時に相談してみましょう。(出典:リンナイ『ガス衣類乾燥機 乾太くん』製品情報サイト)
デリケートコースや花粉ケアなど機能の解説
「乾燥機なんて、ただ乾かすだけでしょ?」と思われがちですが、機種によって搭載されているコースが全く違います。ここを知らずに買うと、後で「あの機能が欲しかった…」と後悔することになります。
特に注意が必要なのが、スタンダードタイプの8kgモデルには「デリケートコース」がないという点です。
| コース名 | 内容 | 搭載機種の注意点 |
| デリケート | 熱に弱い衣類を低温で優しく乾燥 | スタンダード8kgには非搭載 |
| 除菌・消臭 | 温風+プラズマクラスターでケア | デラックスのみ |
| 花粉ケア | 強力送風で花粉を叩き落とす | デラックスのみ |
| マイルド | ファン回転数を下げて運転音を低減 | デラックスのみ |
| クリーン | 送風のみ+プラズマクラスター(熱に弱いもの用) | デラックスのみ |
おしゃれ着やストッキング、縮ませたくないお気に入りの服などを優しく乾かしたい場合、デリケートコースは必須です。しかし、なぜかスタンダードタイプの8kgモデルだけこの機能が省かれています(5kg/3kgには搭載)。
「大容量で安いからスタンダード8kgにしよう」と安易に選ぶと、デリケートな衣類の扱いに困ることになるので注意してください。衣類ケアまでしっかり行いたいなら、プラズマクラスター搭載のデラックスタイプ一択です。
ドラム式洗濯機との乾燥時間やコスト比較
これから洗濯機ごと買い替える場合、「ドラム式洗濯乾燥機(電気ヒートポンプ式)」にするか、「縦型洗濯機+乾太くん」にするか、究極の選択を迫られますよね。両者を比較した時の乾太くんの圧倒的な強みは、「時間短縮」と「並列処理」にあります。
- ドラム式(電気):乾燥まで含めると2〜4時間かかります。ボタン一つで終わる手軽さはありますが、乾燥中は洗濯機が使えません。
- 乾太くん(ガス):約50分〜90分で完了します。しかも、「1回目の洗濯物を乾太くんで乾かしている間に、2回目の洗濯を回す」という並列家事が可能です。
例えば、週末にまとめ洗いをする家庭や、部活動をしている子供がいて1日に3回洗濯機を回すような家庭では、ドラム式だと乾燥待ちの渋滞が発生して1日仕事になってしまいます。乾太くんなら次々と乾燥できるので、午前中には全ての洗濯が完了します。
コスト面で見ると、ヒートポンプ式の電気代は非常に安く(1回20〜30円程度)、ランニングコスト単体ではドラム式に軍配が上がります。しかし、乾太くんも都市ガスなら1回40〜50円程度です。
「数千時間の時短効果」を買うと考えれば、この差額は誤差の範囲だと私は感じています。仕上がりも、ガスならではの高温乾燥でタオルがホテルのようにふわふわになり、生乾き臭も一撃で消し飛びます。
乾太くんの種類別価格やAmazon購入ガイド
ここからは、実際に導入するための「お金」の話です。乾太くんは決して安い買い物ではありませんが、購入ルートや設置条件を工夫することで、数万円単位で節約することも可能です。
マンションや屋外など設置条件の確認方法
乾太くんを導入するためには、「ガス栓」「電源(コンセント)」「排湿経路(ダクト穴)」の3つが揃っている必要があります。戸建てなら工事でなんとかなる場合が多いですが、マンションの場合はハードルが高くなります。
「マンションだから無理」と諦める前に、以下の方法を確認してみてください。1つは「窓パネル」の利用です。壁に穴を開けず、窓の隙間から排湿ホースを出す方法なら、規約をクリアできる可能性があります。
もう1つは、前述した「軒下用モデルでのベランダ設置」です。いずれにせよ、自己判断は危険なので、必ずガス会社や専門業者に現地調査を依頼しましょう。
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参考乾太くんの設置はマンションでも可能?費用や条件を徹底解説
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設置工事費の相場と初期費用の内訳
乾太くんの導入にかかる総額は、「本体価格」+「附属部材費」+「工事費」の合計となります。「本体だけ安く買えばいいんでしょ?」と思っていると、見積もりを見て驚くことになります。
費用の目安(税込)
- 本体価格:
- スタンダード:9万〜14万円前後
- デラックス:13万〜18万円前後
- ※定価の30〜40%OFFが実勢価格です。
- 附属部材費:4万〜6万円
- 専用台(2〜3万円)、排湿管セット(1.5〜2.5万円)、ガスコードなど。
- 標準設置工事費:3万〜5万円
- 本体の搬入、設置、配管接続などの基本工賃です。
- 追加工事費(ガス・穴あけ):2万〜6万円
- ガス栓の増設距離が長かったり、壁の穴あけ(コア抜き)が必要な場合にかかります。RC造の穴あけは高額になりがちです。
これらを合計すると、総額で約20万円〜35万円程度になるのが一般的です。「工事費込みで25万円」くらいが、一つの目安ラインと言えるでしょう。
都市ガスとプロパンのランニングコスト比較
導入後のランニングコストは、契約しているガスの種類によって天と地ほどの差が出ます。
- 都市ガス(13A)の場合:1回あたりのガス代は約40円〜50円程度。毎日使っても月1,500円ほどです。電気代と合わせても負担感は少なく、コストパフォーマンスは最高です。
- プロパンガス(LPG)の場合:ここが要注意ポイントです。プロパンは自由料金のため、単価が高い地域や会社だと、1回あたり80円〜100円以上かかることも珍しくありません。毎日使うと月3,000円以上のアップになり、家計を圧迫します。
プロパンガスの方は、導入前に必ずガス会社へ連絡し、「乾太くんを導入するので、ガス料金の割引プラン(乾燥機割など)はありませんか?」と交渉してみることを強くおすすめします。場合によっては、適正価格のガス会社へ切り替えることも検討すべきでしょう。
リースやサブスクの利用と購入の比較
「一度に20万円も払えない…」という方には、東京ガスや大阪ガス、地元のガス会社が提供しているリース(サブスク)サービスが有力な選択肢になります。
リースのメリット
- 初期費用が安い:月額1,000円〜2,000円台(+標準取付費のみ)で始められます。
- 修理保証付き:リース期間中(多くは10年など)は、故障しても無償修理してくれるプランが一般的です。
リースのデメリット・注意点
- 総支払額は割高:10年間のリース料を合計すると、一括購入するより高くなるケースがほとんどです。
- 解約金のリスク:中途解約する場合、違約金や残債の一括支払いが発生することがあります。転勤族の方などは契約条件をよく確認してください。
Amazonで本体購入し施主支給するメリット
最後に、少し手間をかけてでも安く導入したい方向けの裏技、「施主支給」について解説します。これは、本体や部材をAmazonや楽天などで自分で安く購入し、設置工事だけを業者に依頼する方法です。
ガス会社やリフォーム会社の見積もりでは、本体価格が定価に近い金額で設定されていることがありますが、ネット通販なら30%〜40%OFF、場合によっては半額近くで購入できることがあります。
例えば、デラックスタイプでもネットなら13万円台〜で見つかることがあります。
施主支給の手順と注意点
- 業者を探す:まずは「乾太くん 設置工事のみ」「ガス工事のみ」を引き受けてくれる業者を探します。地元のガス工事店や、「くらしのマーケット」のようなマッチングサイトが便利です。
- 見積もりと適合確認:業者に現地調査をしてもらい、設置可能かどうかの確認と、必要な部材(専用台の高さや排湿管の長さ)の指示をもらいます。
- 本体購入:業者の指示に従って、Amazonなどで本体と部材を購入します。
- 工事:商品が届いたら業者に設置してもらいます。
この方法なら、トータルコストを数万円〜10万円近く安く抑えられる可能性があります。ただし、業者によっては施主支給を断る場合や、本体の保証(工事起因のトラブルなど)が複雑になる場合があるので、事前の確認と信頼できる業者選びが重要です。
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自分に合う乾太くんの種類を見つけるまとめ
長くなりましたが、乾太くんの種類選びの結論は以下の通りです。
- 「掃除の手間を減らしたい」「見た目にもこだわりたい」
→ 迷わず デラックスタイプ(6kg or 9kg) を選びましょう。後悔しません。 - 「とにかくコストパフォーマンス重視」「ガシガシ洗って乾かしたい」
→ スタンダードタイプ(5kg or 8kg) が最強の相棒になります。ただし、8kgにはデリケートコースがない点だけ注意。 - 「おしゃれ着や縮みやすい服が多い」
→ デラックスタイプ、または スタンダード5kg(8kgは避ける)。 - 「マンションや置き場所がないけれど諦めきれない」
→ 2025年新型の軒下設置用(NTUシリーズ)を検討してください。
「乾太くん 種類」で迷ったら、まずは洗面所の「奥行き」と「高さ」を測り、Amazonなどのネット価格をチェックしてみるのが第一歩です。あなたのライフスタイルに合った乾太くんを選んで、家事ストレスのない、ふわふわな毎日を手に入れてくださいね!
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