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乾太くんのコンセント位置と高さの正解!失敗しない図面と設置ガイド

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※本記事は一般的な情報を基に執筆しています。設置工事の可否や正確な費用、ガスの契約種別による料金については、必ずお住まいの地域の専門ガス会社や施工業者にご確認ください。

念願のマイホーム計画やリフォームで「乾太くん」の導入を決めたものの、いざ詳細な図面の打ち合わせになると「コンセント位置はどうしますか?」「高さの指定はありますか?」と聞かれて、急に不安になっていませんか?

図面上で「洗濯機置場」と書かれた四角いスペースを見るだけでは、実際の生活感はなかなかイメージできないものです。

実は、ただ工務店さんや設計士さんに言われるがままの「標準的な位置」にコンセントやガス栓を設置してしまうと、入居後に「電源コードがパツパツで届かない」「洗濯機の蓋が全開にならず、毎回手で押さえないといけない」といった、地味ながらも毎日の家事ストレスに直結する失敗をしてしまう可能性が非常に高いのです。

私自身も乾太くんを導入する際、身長との兼ね合いや、下に置く洗濯機の機種選定で悩み抜き、ミリ単位でのシミュレーションを行いました。

この記事では、カタログスペックだけでは見えてこない「生活者目線」での最適なコンセント位置や、使いやすい高さを決めるための黄金ルールについて、私の経験とリサーチ情報を交えて詳しくお話しします。

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記事のポイント

  • 身長158cm前後の人が最も使いやすい「1330mm」という高さの根拠
  • 最新の縦型洗濯機(SHARPや東芝など)の蓋が乾太くんに干渉するリスク
  • 「かさ上げ台」や「排水口の位置」が引き起こす、予期せぬ高さオーバーの罠
  • 本体をAmazonなどで安く購入し、賢く設置するための費用相場と手順

乾太くんのコンセント位置は高さで決まる

乾太くんの設置計画において、多くの人が真っ先に「壁のどこにコンセントをつけるか(X軸・Y軸)」を考えがちですが、実はその順序は少し危険です。

コンセントやガス栓の最適な位置を決定するための最も重要な変数は、「乾太くんを床からどの高さに設置するか(Z軸)」だからです。

もし先にコンセント位置を決めてしまい、後から「やっぱり使いにくいから架台の高さを下げたい」と思っても、コンセントやガス栓が干渉して下げられない…という事態になりかねません。

まずは、毎日の洗濯動線を左右する「架台の高さ」を決定し、それに合わせてコンセントの座標を図面に落とし込んでいく手順が、失敗しないための唯一の正解ルートです。

おすすめの高さは1330mmの理由

結論から申し上げますと、日本人の平均的な成人女性(身長158cm前後)にとって、最も使い勝手が良く、身体的負担が少ない乾太くんの専用架台高さ設定は「1330mm」であると言われています。

なぜ「1330mm」という数値がこれほどまでに推奨されるのでしょうか。その最大の理由は、この高さが「踏み台(ステップ)を一切使わずに、洗濯物の出し入れからフィルター掃除まで完結できる限界のライン」だからです。

想像してみてください。毎日洗濯機から濡れた重い洗濯物を取り出し、それを上の乾燥機に移し替える作業。もし乾燥機の投入口が高すぎて、毎回踏み台を持ってきたり、背伸びをして押し込んだりする必要があったらどうでしょう?おそらく数ヶ月で「乾太くんを使うのが面倒」になってしまうはずです。

1330mmという高さ設定であれば、身長158cmの方でもドラムの奥まで視線が届きやすく、取り残した靴下などの小物にも気づけます。また、腕を自然に伸ばした位置で操作パネルに触れることができるため、日々のストレスが激減します。

架台高さの設定値について

リンナイ純正の専用架台(DS-80HSFなど)は、組み立て時に高さを数段階で調節できます。一般的には以下の設定値が用意されています。

  • 1150mm / 1210mm / 1270mm / 1330mm / 1380mm

この中で「1330mm」は、洗濯機を下に置く場合の「低すぎず高すぎない」絶妙なラインなのです。

これが一段階上の「1380mm」の設定になると、たった5cmの差ですが、世界が変わります。身長158cm以下の方だと、ドラムの最奥部や、スタンダードタイプの奥にあるフィルターには手が届きづらくなり、踏み台の使用がほぼ必須となります。

「たかが5cm」と思わず、まずは「1330mmで設置できる環境を作る」ことを第一目標に設計を進めることを強くおすすめします。

縦型洗濯機の蓋干渉で後悔する事例

「よし、架台の高さは1330mmで決まり!」と意気込んだところで、大きな壁が立ちはだかります。それが「縦型洗濯機の蓋(フタ)」の問題です。

近年、洗濯機は洗浄力の向上や大容量化(10kg〜12kgクラス)、さらには洗剤自動投入機能の搭載などにより、本体サイズが大型化しています。特に注意が必要なのが、蓋を全開にした時の最高到達点である「フタ折れ高さ」です。

もし、架台の高さを1330mmに設定したのに、購入した洗濯機の蓋を開けた時の高さが1350mmあったとしたらどうなるでしょうか?
答えはシンプルで、「蓋が架台のフレームや乾太くんの底面にガツンとぶつかり、全開にできない」という悲劇が起きます。

蓋が全開にならないと、洗濯物の出し入れが窮屈になるだけでなく、中折れタイプの蓋の場合は折りたたまれた状態で固定できず、手で押さえていないと勝手に閉まってしまう…なんてことにもなりかねません。

メーカー傾向と注意点リスク評価
SHARP(シャープ)以前は「背が低い」のが特徴で乾太くんとの相性が良いとされていましたが、最新の大容量モデル(ES-PW11Hなど)は蓋の位置が高くなっており、過去の定説は通用しません。要注意
TOSHIBA(東芝)主力機種の「ZABOON」シリーズ、特に洗剤自動投入機能付きモデル(AW-12DP3など)は、操作パネルや蓋の支点が高く、1330mm架台には収まらないケースが多発しています。高リスク
Panasonic(パナソニック)操作パネルが奥にあるデザインや、「次亜除菌」などの機能を搭載したモデルは背が高い傾向にあります。詳細図面での確認が必須です。要確認

「入ると思っていたのに入らなかった…」と後悔しないために、家電量販店で実測するか、メーカー公式サイトの「承認図・仕様書」で「フタ開け時高さ(またはフタ折れ高さ)」という項目を必ずチェックしてください。

本体の高さだけでなく、蓋を開けた時の高さを見ることが何より重要です。(出典:業務用ガス衣類乾燥機 ラインアップリンナイ

かさ上げ台を使うと設置不可になる罠

洗濯機周りの計画で、もう一つ見落としがちなのが「かさ上げ台(ふんばるマンなど)」の存在です。洗濯機の下にクイックルワイパーを入れたい、ルンバを通したい、あるいは排水ホースのスペースを確保したいという理由で、かさ上げ台の導入を検討されている方も多いと思います。

しかし、乾太くんを洗濯機の上に設置する場合、この「かさ上げ台」が致命的な高さオーバーの原因になることがあります。

一般的なかさ上げ台を使用すると、洗濯機全体が約100mm(10cm)ほど持ち上がります。計算式は以下のようになります。

高さのシミュレーション

例えば、フタ折れ高さが「1280mm」の洗濯機があるとします。
これなら、1330mmの架台の下に余裕で収まります(クリアランス50mm)。

しかし、ここに高さ100mmのかさ上げ台を追加すると…
1280mm(洗濯機) + 100mm(かさ上げ) = 1380mm

となり、1330mmの架台には物理的に入らなくなります。結果として、架台の高さを最大の「1380mm」以上に上げざるを得なくなり、「掃除はしやすいけれど、毎日踏み台が必要で使いにくい乾燥機」が完成してしまうのです。

身長158cm前後の方にとって、この結果は非常に厳しいトレードオフです。「洗濯機下の掃除のしやすさ」を取るか、「毎日の乾燥機の使いやすさ」を取るか。

個人的には、毎日の家事負担を減らすために「かさ上げ台なし(直置きまたは薄型のキャスター台)」で、架台の高さを1330mmに抑えるプランを推奨します。

どうしてもかさ上げが必要な場合は、後述する「デラックスタイプ」の乾燥機を選んでフィルター掃除のハードルを下げるなどの工夫が必要です。

排水口の位置確認も重要なポイント

コンセントや高さばかりに目が行きがちですが、足元の「排水口」の位置も、竣工直前にトラブルになりやすい「盲点」です。特に、高さを抑えるために「防水パンを設置せずに洗濯機を直置きする」という計画を立てている場合は、より一層の注意が必要です。

ある失敗事例(T様邸)では、小柄な奥様のために乾太くんを低く設置しようと「防水パンなし・直置き」を選択しました。しかし、建築側が用意した排水口の位置が、なんと洗濯機を置くべき場所の「真下」にあったのです。

防水パンがあれば、真下に排水口があってもパンの中でホースを接続できます。しかし、直置きの場合、洗濯機の底面は床に密着します。もし真下に排水口(塩ビパイプなどの突起物)があると、洗濯機がそれを踏んでしまい、物理的に置くことができません。

かといって、排水口を避けるために洗濯機を横にずらすと、今度は乾太くんの架台の脚と位置が合わなくなったり、隣の収納棚にはみ出してしまったりして、生活動線が破綻してしまいます。

正しい排水計画のセオリー

  • 防水パンなし(直置き)で低く設置したい場合:排水口は、洗濯機の設置予定スペース(フットプリント)の「外側(真横や真後ろ)」に出すように、設計段階で図面に指示する必要があります。
  • 真下排水になってしまう場合:かさ上げ台の使用、または真下排水対応の専用スタンドの使用が必須となります。ただし、これは前述の通り全体の高さを押し上げる要因になります。

排水口の位置ひとつで、乾太くんの高さ計画が全て崩れてしまうこともあります。「排水口は洗濯機の横に出してください」の一言を、必ず打ち合わせで伝えておきましょう。

図面で指定すべきコンセントの座標

ここまでの条件(架台の高さ、洗濯機の機種、かさ上げの有無、排水口の位置)が固まって初めて、コンセントとガス栓の「正しい位置」が決まります。

基本的には、以下のルールで図面に指示を出し、現場監督さんと共有するのがおすすめです。

  1. 高さ(Z軸):架台の天板よりも少し上、または架台の側面など、手が届きやすい位置に設定します。具体的には、架台高さ1330mmなら、コンセント中心を床から1400mm〜1500mm程度にするとアクセスしやすくなります。
  2. 位置(X軸):洗濯機の蓋を開けた時に隠れてしまわない場所を選びます。洗濯機の真後ろだと、蓋を開けた時にコンセントが隠れて抜き差しできなくなることがあります。「架台の右側(または左側)の壁」など、サイドに寄せるのが最も安全です。
  3. 避けるべき場所:架台の背面には「筋交い(補強バー)」や「バックパネル」が入ることがあります。これらとコンセントが重なると、プラグが挿せなくなります。また、上部の「排湿管(ダクト)」の真裏も、メンテナンス性を考えると避けたほうが無難です。

リンナイの仕様書や設置承認図には「機器本体後方下部より2mの範囲」といった記載がありますが、これはあくまで「届く範囲」の話です。

毎日の使い勝手や、万が一のトラブルで電源を抜く際の手間を考えると、「架台の横の壁」「架台の上部の見えやすい位置」に設置するのが、最もストレスのない正解配置かなと思います。

乾太くんのコンセント位置と購入ガイド

設置場所の物理的な設計ができたら、次は本体の選び方や、少しでもお得に導入するための購入方法、そして工事のポイントについて見ていきましょう。ここでも「高さ」や「コスト」が密接に関わってきます。

デラックスとスタンダードの選び方

乾太くんのラインナップには、機能重視の「デラックスタイプ(6kg/9kg)」と、価格重視の「スタンダードタイプ(5kg/8kg)」があります。

もし、設置位置が高くなってしまう場合(架台高さが1380mm以上になる場合)は、予算を多少オーバーしてもデラックスタイプを選ぶことを強くおすすめします。その決定的な理由は「糸くずフィルターの位置」の違いにあります。

機種タイプフィルター位置人間工学的な影響
スタンダードドラムの一番奥高い位置に設置すると、小柄な方では奥まで手が届かず、フィルターを外すのに毎回踏み台が必要になります。これが最大のストレス要因になり得ます。
デラックス手前のドア内側本体が高い位置にあっても、ドアさえ開ければ手元でフィルター掃除が可能です。踏み台なしでメンテナンスできる可能性が高まります。

「スタンダードの方が本体価格が安いから」という理由だけで選んでしまうと、日々のメンテナンスのたびに踏み台を用意しなければならず、長期的にはユーザビリティが著しく低下します。

逆に、どうしてもスタンダードタイプを採用したいなら、架台高さを1330mm(あるいはそれ以下)に抑えるための徹底的な事前計画(低い洗濯機の選定、直置きの敢行)が不可欠となります。

機種選びについては、こちらの記事でも詳しく比較していますので参考にしてみてください。

洗濯機の上部にガス衣類乾燥機が設置された洗面所で、洗濯カゴを持って笑顔で次の洗濯準備をする日本人女性の様子。洗濯と乾燥の並列処理による時短イメージ。
参考乾太くんとドラム式どっち?比較してわかる後悔しない選び方

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設置費用の相場と工事の注意点

乾太くんの導入にかかる費用の総額は、本体代金と工事費を合わせて、おおよそ20万円〜30万円前後が一般的な相場と言われています。

新築時に導入する場合は、建築費用の一部として組み込まれることが多いですが、リフォームや後付けの場合は、ガス会社やリフォーム会社に見積もりを取る必要があります。費用の内訳イメージは以下の通りです。

費用の内訳イメージ(目安)

  • 本体価格: 10万円〜18万円(機種・容量による)
  • 専用架台などの部材費: 2万円〜3万円
  • 排湿管の穴あけ・設置工事費: 3万円〜5万円
  • ガス栓の増設・配管工事費: 3万円〜10万円

特に変動が大きいのが「ガス配管工事費」です。洗面所にガス栓が来ていない場合、キッチンや給湯器の分岐点からガス管を引いてくる必要があります。

この距離が長ければ長いほど、また壁の中を通すなどの隠蔽配管を行うほど、費用は高くなります。正確な金額を知るためには、必ず事前の現地調査をお願いしましょう。

乾太くんのガス工事費用は?設置条件や安く済ませる方法を解説
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リフォームで後付けする場合の手順

現在お住まいの家に、リフォームで後から乾太くんを設置する場合、まずは「設置スペースの確保」と「排湿管のルート確保」が最優先事項です。

乾太くんは、衣類から出た湿気を屋外に排出するために、壁に直径80mm〜100mm程度の穴を開けて排湿管(ダクト)を通す必要があります。そのため、設置予定場所の壁の外側がどうなっているか(隣家との隙間はあるか、障害物はないか)を確認する必要があります。

また、分譲マンションにお住まいの場合は注意が必要です。マンションの外壁は「共用部分」にあたるため、管理規約で勝手に穴を開けることが禁止されているケースがほとんどです。

その場合は、窓を利用して排湿する「窓パネルセット」を使ったり、ベランダに設置したりといった代替案を検討する必要があります。「うちは付けられるかな?」と思ったら、まずは専門業者さんやガス会社に相談して、設置の可否を見てもらうのが確実ですね。

本体はAmazonで安く購入できる

少しでも導入コストを抑えたいと考えている方に朗報です。実は、乾太くん本体や専用架台は、Amazonや楽天などのネット通販で購入することが可能です。

工務店やガス会社経由で購入すると定価に近い金額になることがありますが、ネット通販であれば、ショップによっては定価の3割〜4割引きで販売されていることも珍しくありません。

このように、自分で部材を調達して業者に取り付けてもらう方法を「施主支給」と言います。

例えば、設置工事だけをガス会社や設備業者に依頼し、乾太くん本体と架台は自分でネットで安く調達すれば、トータルの費用を数万円単位で節約できる可能性があります。

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施主支給の注意点

ただし、すべての工務店やリフォーム会社が施主支給に対応しているわけではありません。トラブル防止や保証の観点から、持ち込みを断っている業者さんもいます。
ネットで購入ボタンを押す前に、必ず施工業者に「ネットで買った乾太くんを取り付けてもらえますか?」と確認し、了承を得てから購入するようにしてください。また、万が一の初期不良の際の対応についても事前に確認しておくと安心です。

乾太くんのコンセント位置に関するまとめ

乾太くんのコンセント位置は、単なる電気工事の問題ではなく、「家族の身長」「洗濯機の機種」「家事動線」が複雑に絡み合うパズルのようなものです。最後に、失敗しないための重要ポイントを振り返ります。

  • 高さの基準:身長158cm前後なら、踏み台不要の架台高さ1330mmを目指すと使いやすい。
  • 洗濯機選び:1330mmに収めるために、洗濯機の「フタ折れ高さ」をカタログや仕様書で必ずチェックする。
  • かさ上げの罠:安易にかさ上げ台を使うと高さオーバーになり、踏み台生活になりやすいので注意。
  • 図面指示:コンセントとガス栓は、架台の筋交いや洗濯機の蓋に隠れない、アクセスしやすい位置(架台横など)に指定する。
  • コストダウン:費用を抑えたいなら、業者に確認した上でAmazonでの本体購入(施主支給)も検討してみる。

これらのポイントをしっかり押さえて計画すれば、「届かない」「入らない」といった失敗は防げるはずです。しっかり計画を立てて、毎日の洗濯が劇的にラクになる「乾太くんのある暮らし」を実現してくださいね!

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