乾太くんの新型を選ぶときは、「新型」という販売ページ上の表現ではなく、リンナイ公式の現行型番を確認することが大切です。
2026年7月時点の家庭用ラインアップは、6kg・9kgのデラックスタイプと、3kg・5kg・8kgのスタンダードタイプです。
さらに、屋内用デラックスには操作パネルが上部と下部のモデルがあり、屋外の軒下へ設置できる専用モデルも販売されています。
一方、RDT-52SAなどの旧型は現在の公式ラインアップに掲載されていません。中古品や在庫品を検討するときは、現行モデルとの容量、機能、設置条件の違いを確認する必要があります。
この記事では、現在購入できる乾太くんの型式、旧型との違い、2026年秋発売予定のガス温水式衣類乾燥機、自宅に合うモデルの選び方を解説します。
記事のポイント
- 現行のデラックスタイプは6kgと9kg
- スタンダードタイプは3kg・5kg・8kg
- 屋内用と軒下設置用では型式が異なる
- 旧型RDT-52SAは5kgの生産終了モデル
- 発売予定のRDOシリーズは乾太くんとは別方式
乾太くん新型の現行ラインアップと旧型との違い
乾太くんは、シリーズ名や容量が同じでも、操作パネルの位置、ガス接続、設置できる場所によって型式が分かれます。
通販サイトの商品名だけを見ず、リンナイ公式ラインアップと照合して選びましょう。
乾太くんの新型は現行型番で判断する
「乾太くん 新型」と検索すると、2023年に発売されたデラックスタイプだけでなく、スタンダードタイプや旧型の在庫品も表示されます。
そのため、生成時点での新型は、リンナイ公式サイトに現行商品として掲載されている型番を基準に判断するのが確実です。

| シリーズ | 容量 | 主な現行型式 | 設置場所 |
|---|---|---|---|
| デラックス 下部操作 | 9kg | RDT-93・RDT-93U | 屋内 |
| デラックス 下部操作 | 6kg | RDT-63・RDT-63U | 屋内 |
| デラックス 上部操作 | 9kg | RDT-93T・RDT-93TU | 屋内 |
| デラックス 上部操作 | 6kg | RDT-63T・RDT-63TU | 屋内 |
| デラックス 軒下仕様 | 9kg | RDT-93NTU | 雨の直接かからない軒下 |
| デラックス 軒下仕様 | 6kg | RDT-63NTU | 雨の直接かからない軒下 |
| スタンダード | 8kg | RDT-80(A)・RDT-80U(A) | 屋内・条件付き屋外 |
| スタンダード | 5kg | RDT-54S(A)-SV・RDT-54SU(A)-SV | 屋内・条件付き屋外 |
| スタンダード | 3kg | RDT-31S(A)・RDT-31SU(A) | 屋内・条件付き屋外 |
型式に付く「U」はネジ接続タイプ、「T」は上部操作パネル仕様を表します。
「NTU」が付くモデルは、上部操作パネルを採用したネジ接続の軒下設置仕様です。
容量と外観が同じでも、接続方式や設置環境が異なる場合があります。
本体を購入する前に、設置業者へガス種、接続方式、操作パネル位置を確認してください。
新型デラックスは6kgと9kgから選べる
現行のデラックスタイプは、2023年7月に発売された6kgと9kgのシリーズです。
下部操作パネル仕様と上部操作パネル仕様があり、ガスコード接続とネジ接続も選べます。
ネジ接続タイプのRDT-93U・RDT-93TU・RDT-63U・RDT-63TUも用意されています。
9kgと6kgは高さ671mm、幅653mmが共通で、奥行きだけが異なります。
9kgは奥行674mm・重量42kg、6kgは奥行594mm・重量39kgです。
デラックスタイプでは、手前から取り出せるボックス型糸くずフィルター、庫内LED、マイルドコース、除菌・消臭、クリーン、花粉ケアなどを利用できます。
屋内用モデルはリンナイアプリに対応し、スマートフォンで残り時間の確認や運転完了通知を受け取れます。ただし、アプリから運転を開始・停止することはできません。
\ 現行デラックスの本体価格を比較する /
都市ガス用・LPガス用、下部・上部操作パネル、ガスコード・ネジ接続、販売元を確認してください。
スタンダードは3kg・5kg・8kgを継続
スタンダードタイプは、基本的な乾燥性能を重視し、本体価格を抑えたい場合に選びやすいシリーズです。
デラックスタイプのようなスマートフォン連携やプラズマクラスターを使用する衣類ケアコースはありませんが、標準、エコ、厚物、タイマー、ドラム除菌などのコースを搭載しています。
| 型式 | 容量 | 本体寸法 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|
| RDT-80(A) | 8kg | 684×650×641mm | 198,000円 |
| RDT-54S(A)-SV | 5kg | 684×650×561mm | 160,600円 |
| RDT-31S(A) | 3kg | 609×550×506mm | 123,200円 |
8kgと5kgは高さと横幅が共通で、奥行きに80mmの差があります。
3kgは幅550mmと小さいため、横幅が限られた設置場所の候補になります。
スタンダードタイプの糸くずフィルターはドラム奥側にあるため、洗濯機の上へ高く設置すると掃除しにくくなる場合があります。
毎回の手入れを楽にしたい場合は、手前側にフィルターがあるデラックスタイプも比較しましょう。
\ 現行スタンダードを容量別に比べる /
型式末尾、ガス種、接続方法、付属品、販売元、新品か中古品かを確認してください。
軒下設置用デラックスは屋外に対応
デラックスタイプをベランダ、ウッドデッキ、外廊下などへ設置したい場合は、2025年4月発売の軒下設置用モデルを選びます。
9kgのRDT-93NTUと6kgのRDT-63NTUがあり、いずれもネジ接続・上部操作パネル仕様です。
雨や水が直接かからない軒下へ設置するモデルであり、屋根のない場所や雨ざらしの場所には設置できません。
操作パネルは防水性に配慮したフルフラット仕様で、本体保護カバーと排湿トップが付属します。
別売のDS-80BSFを利用すると、条件を満たすエアコン室外機の上へ設置できる場合があります。
軒下設置仕様はリンナイアプリに対応していません。
通常のRDT-93・RDT-63へ保護カバーを付けても、軒下設置仕様にはなりません。
屋外へ設置するときは、型式末尾が「NTU」であることを確認してください。

雨、電源、ガス栓、マンション規約などの条件は、乾太くんを屋外設置する条件で詳しく解説しています。
旧型RDT-52SAとの違いを比較
旧デラックスタイプの代表的な型式が、乾燥容量5kgのRDT-52SAです。
RDT-52SAは現在のリンナイ公式ラインアップには掲載されていない旧型で、中古市場や販売店の残在庫で見かけることがあります。
| 比較項目 | 現行RDT-63・93系 | 旧型RDT-52SA |
|---|---|---|
| 乾燥容量 | 6kg・9kg | 5kg |
| 操作パネル | 上部・下部から選択 | 前面下部 |
| 糸くずフィルター | 手前下部のボックス型 | 前面から取り外すフィルター |
| 庫内照明 | あり | なし |
| スマホ連携 | 屋内用モデルで対応 | 非対応 |
| ドア方向 | 設置工事時に左右変更可能 | 左開き・右開きが別型式 |
| 設置環境 | 屋内用と軒下用を展開 | 屋内用 |
RDT-52SAも前面側からフィルターを手入れできるデラックスモデルでした。
現行型では、フィルターを手前下部のボックス形状へ改良し、ワンタッチで取り出しやすくしています。
また、容量が6kg・9kgへ増え、庫内LED、マイルドコース、アプリ連携、上部操作パネルなどが追加されました。
中古のRDT-52SAを検討するときは、本体価格だけでなく、製造年、修理部品の供給、既存専用台との適合、保証の有無を確認してください。
旧型本体へ交換する場合でも、専用台や排湿部材をそのまま流用できるとは限りません。
リンナイは機器を取り替える際、対応する専用台も新しいものへ交換するよう案内しています。
RDOシリーズは発売予定の別方式
リンナイは2026年秋に、ガス温水式衣類乾燥機RDOシリーズを発売する予定です。
RDOシリーズは、現行の乾太くんのように本体内部でガスを直接燃焼させる方式ではありません。
ガス給湯暖房機で作った温水を本体へ循環させ、その熱を温風に変えて衣類を乾燥します。
| 型式 | 容量 | 本体寸法 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|
| RDO-60 | 6kg | 710×650×561mm | 184,800円 |
| RDO-90 | 9kg | 710×650×641mm | 222,200円 |
6kgの乾燥時間は約84分と発表されています。
本体には温水配管と排湿管を接続するため、「排湿工事が一切不要になる製品」ではありません。
ただし、燃焼排ガスを含まない水蒸気を排出するため、一般的な空調用材料を排湿管に選択できるほか、条件が合えばリンナイ製ガス温水式浴室暖房乾燥機の排気ダクトへ合流できる場合があります。
RDOシリーズは、2026年7月時点では発売前です。
現在購入できる乾太くんの型式には含めず、発売後に確定した仕様、対応熱源機、施工条件を確認してください。

(参考:リンナイ公式「ガス温水式衣類乾燥機RDOシリーズ」)
乾太くんの新型を選ぶポイント
新しいモデルほどすべての家庭に向くとは限りません。
容量、設置場所、操作位置、必要な機能、工事内容を確認し、自宅の使い方に合う型式を選びましょう。
家族人数だけでなく一度の乾燥量で選ぶ
容量は家族人数だけでなく、一度の洗濯で実際に乾燥させる衣類量から決めます。
4人家族でも、タオルと普段着を毎日洗う家庭なら6kgが候補になります。
数日分をまとめて洗う家庭、シーツや毛布を頻繁に乾かす家庭、洗濯回数を減らしたい家庭では9kgや8kgが使いやすくなります。
| 容量 | 選びやすい使い方 |
|---|---|
| 3kg | 少人数、仕上げ乾燥、設置幅を抑えたい |
| 5kg | 少人数から3人程度の日常洗濯 |
| 6kg | 4人分程度を毎日乾かしたい |
| 8kg | 家族分をまとめて乾かしたい |
| 9kg | 大容量洗濯機、まとめ洗い、大物乾燥 |

12kgの洗濯機を使っていても、乾燥機へ入れない衣類を分けるなら、乾太くんも12kgである必要はありません。
反対に、洗濯した衣類の大部分を毎回乾燥させる場合、容量が小さいと複数回運転することになります。
家族構成と洗濯量による詳しい選び方は、乾太くんは何キロを選ぶべきかで解説しています。
操作パネルと設置方法を合わせる
乾太くんを洗濯機の上へ高く設置する場合は、下部操作パネルのRDT-93・RDT-63が操作しやすくなります。
造作棚へ低く設置する場合や、洗濯機の横へ並べる場合は、上部操作パネルのRDT-93T・RDT-63Tが候補です。

| 設置方法 | 選びやすい仕様 | 確認点 |
|---|---|---|
| 洗濯機の上 | 下部操作パネル | 操作部とフィルターへ手が届くか |
| 床置き・低い棚 | 上部操作パネル | 本体上部へ無理なく手が届くか |
| ベランダ・軒下 | NTUまたは対応スタンダード | 雨、ガス栓、電源、管理規約 |
設置台の高さだけでなく、縦型洗濯機のフタ、洗剤投入口、ドアの開閉方向、排湿管の空間も確認します。
ドアは出荷時に左開きですが、現行モデルは設置工事時に右開きへ変更できます。
\ 本体に合う純正専用台を確認する /
本体型式、専用台の対応機種、幅・高さ・奥行き、付属部品、新品か中古かを確認してください。
本体を交換するときは、古い専用台をそのまま使わず、新しい本体へ適合する台へ交換することが案内されています。
必要な機能と手入れのしやすさを比べる
新型デラックスの大きな利点は、容量だけでなく、日常の手入れと衣類ケア機能です。
糸くずフィルターは本体手前の下部にあり、ボックスを引き出して掃除できます。
高い位置へ設置したときに、ドラム奥まで腕を伸ばす必要がない点は、スタンダードタイプとの大きな違いです。
| 機能 | デラックス | スタンダード |
|---|---|---|
| 手前側ボックスフィルター | あり | なし |
| 庫内LED | あり | なし |
| スマホ連携 | 屋内用モデルで対応 | 非対応 |
| マイルドコース | あり | なし |
| 除菌・消臭コース | あり | なし |
| 花粉ケアコース | あり | なし |
基本的なスピード乾燥を重視し、毎回のフィルター掃除へ問題なく手が届くなら、スタンダードタイプでも十分な場合があります。
手入れの負担、衣類ケア、アプリ通知、操作性を重視するならデラックスタイプが候補です。
デラックスが向くケース
- フィルター掃除の負担を抑えたい
- 6kgまたは9kgを選びたい
- 除菌・消臭や花粉ケアを使いたい
- 残り時間や完了通知をスマホで確認したい
- 造作棚に合わせて操作部を選びたい
本体価格と設置工事の総額を確認する
乾太くんの希望小売価格には、通常、設置工事費や専用台の価格は含まれていません。
実際の導入費用は、本体、専用台、排湿部材、ガス配管、壁穴、電源、搬入、撤去などの合計で決まります。

同じ新型を選んでも、既存のガス栓や排湿設備を利用できる交換工事と、初めて設置する新規工事では費用が大きく異なります。
見積書で確認する項目
- 本体の型式とガス種
- ガスコード接続またはネジ接続
- 専用台と固定工事
- 排湿管・排湿口・壁開口
- ガス栓の増設と配管延長
- コンセントとアース
- 既存機器の撤去と処分
- 製品保証と工事保証
通販で本体を購入すると、本体価格を比較しやすい反面、施主支給へ対応しない施工会社もあります。
先に現地調査を受け、設置できる型式、ガス種、必要部材、施主支給の可否、保証範囲を確認してから購入してください。
本体代と工事費の詳しい内訳は、乾太くんの本体価格と設置費用で解説しています。
\ 本体・ガス・排湿工事をまとめて確認する/
リショップナビは住宅リフォーム会社の紹介サービスです。
乾太くん専門業者が必ず紹介されるサービスではなく、地域や工事内容によって対応会社が見つからない場合があります。
紹介された会社へ、対象型式の施工経験、ガス工事の手配、施主支給、工事保証を確認してください。
乾太くんの新型に関するよくある質問
乾太くんの一番新しい型はどれですか?
現在購入できる製品の中では、2025年4月発売のRDT-93NTU・RDT-63NTUが新しい追加モデルです。
ただし、屋外の軒下設置用であり、屋内用デラックスの後継機ではありません。
屋内へ設置する場合はRDT-93・RDT-63シリーズ、軒下へ設置する場合はNTUシリーズを比較してください。
旧型RDT-52SAから新型へ交換するなら何kgですか?
RDT-52SAは5kgで、現行デラックスは6kgと9kgです。
同程度の日常洗濯量なら6kgが近い候補ですが、本体寸法や既存専用台の適合は異なります。
本体だけを購入せず、専用台、排湿管、ガス接続を含めて交換可否を確認してください。
新型デラックスとスタンダードはどちらがおすすめですか?
手前側のフィルター、スマホ通知、衣類ケア、6kg・9kg容量を重視する場合はデラックスが候補です。
本体価格と基本的な乾燥性能を重視する場合は、スタンダードも選択肢になります。
設置場所、乾燥量、手入れのしやすさを優先して選びましょう。
2026年秋のRDOシリーズを待つべきですか?
現在の住宅に直ガス式の乾太くんを設置できる場合は、必ず待つ必要はありません。
RDOシリーズはガス給湯暖房機、温水配管、排湿管が必要な別方式です。
マンションや新築計画で温水設備を利用できる場合は、発売後の確定仕様と施工条件を比較してください。
乾太くんの新型と旧型の違いまとめ

2026年7月時点の現行乾太くんは、デラックス6kg・9kgと、スタンダード3kg・5kg・8kgです。
デラックスには下部操作パネル、上部操作パネル、軒下設置用があり、設置場所に合わせて型式を選びます。
旧型RDT-52SAは5kgモデルで、現行デラックスでは容量、フィルター形状、庫内LED、アプリ連携、衣類ケアコースなどが進化しています。
- 屋内の高い位置なら下部操作パネルを選ぶ
- 床置きや低い棚なら上部操作パネルを検討する
- 屋外ではNTUまたは対応スタンダードを選ぶ
- 手入れや衣類ケア重視ならデラックスを選ぶ
- 価格と基本性能重視ならスタンダードを比較する
- 旧型在庫は製造年・保証・部品供給を確認する
2026年秋発売予定のRDOシリーズは、温水を熱源とする別方式の衣類乾燥機です。
現在の乾太くんの単純な後継機ではなく、必要な熱源機や施工方法が異なるため、発売後の確定情報を確認して比較します。
本体を購入する前に現地調査を受け、設置場所、ガス種、操作位置、容量、専用台、排湿工事まで確認しましょう。
正確な情報は各メーカー・公式サイトでご確認ください。



