乾太くんを初めて設置する場合は、本体販売と現地調査、ガス工事、排湿工事をまとめて依頼できる購入先を選ぶと手続きが分かりやすくなります。
主な購入先は、ガス会社、ガス機器の販売施工会社、工務店・リフォーム会社、家電量販店・ホームセンター、ネット通販の5種類です。
どの購入先にもメリットがありますが、本体価格が安いという理由だけでAmazonなどから先に購入すると、施工会社が施主支給へ対応していない場合があります。
また、都市ガス用とLPガス用の間違い、設置できない型式の購入、専用台や排湿部材の不足、保証窓口の分断にも注意が必要です。
この記事では、購入先ごとの特徴を比較し、本体を買う前に確認したい工事、ガス種、施主支給、保証、見積もりのポイントを解説します。
記事のポイント
- 初めて設置する場合は現地調査を先に受ける
- 購入先と施工会社が同じとは限らない
- ネット通販は施工会社の承認後に利用する
- 都市ガス用とLPガス用を必ず確認する
- 本体保証と工事保証の窓口を分けて確認する
乾太くんをどこで買うか購入先別に比較
乾太くんは一般的な電気家電とは異なり、ガス接続や排湿設備の工事を伴います。
購入先を比較するときは、本体価格だけでなく、現地調査、工事の対応範囲、追加費用、故障時の窓口まで確認しましょう。
| 購入先 | 主なメリット | 確認したい点 |
|---|---|---|
| ガス会社・ガス販売店 | ガス設備を含めて相談しやすい | 本体価格、追加工事、対応地域 |
| ガス機器販売施工会社 | 本体と工事を一括で比較しやすい | ガス種別の工事範囲、保証、実績 |
| 工務店・リフォーム会社 | 造作棚や間取り変更も相談できる | ガス工事を自社または提携先で行えるか |
| 家電量販店・ホームセンター | 店頭相談やポイントを利用しやすい | 現地調査、ガス工事、壁穴への対応 |
| ネット通販 | 本体価格を比較しやすい | 施主支給、返品、初期不良、施工会社 |
ガス会社・ガス販売店から買う
契約中の都市ガス会社やLPガス販売店は、乾太くんの購入先として相談しやすい窓口です。
ガス栓の有無や既存配管の状況を確認しながら、本体選定と工事を進めやすい点が特徴です。
ガス栓の増設、配管の延長、本体接続、試運転まで自社または提携施工会社で対応する場合があります。
契約中のガス会社であれば、供給されているガス種を把握しているため、都市ガス用とLPガス用を取り違えるリスクも抑えやすくなります。
一方で、本体の販売価格や工事費がネット通販より高く見える場合があります。
価格を比較するときは、本体だけでなく、専用台、排湿部材、ガス工事、保証を含めた総額で確認してください。
ガス会社へ相談しても、排湿用の壁穴工事や造作棚を別会社が担当する場合があります。
見積もり時に、どこまで一括で担当するのかを確認しましょう。
リースや月額払いを扱う会社もありますが、対象地域、契約期間、中途解約、満了後の所有権はサービスごとに異なります。
ガス機器の販売施工会社から買う
ガス機器の販売施工会社は、乾太くん本体と設置工事をセットで扱う購入先です。
現地調査から型式選定、必要部材、ガス接続、排湿工事まで一つの窓口で進めやすいことがメリットです。
乾太くんの施工経験がある会社なら、洗濯機のフタ、専用台、排湿管、外壁、近隣への排気方向まで確認してもらえます。
地域密着型の会社から広域対応の設備会社まであり、販売価格や標準工事の範囲は会社ごとに異なります。
見積もりでは、本体販売だけでなく、都市ガスとLPガスのどちらの工事に対応できるかを確認してください。
また、ガス栓増設、電源工事、外壁工事を別会社へ委託する場合は、全体の責任者と連絡窓口を確認します。
施工会社へ確認したい項目
- 希望型式の販売と施工に対応できるか
- ガス栓増設まで担当できるか
- 排湿管と壁穴工事を担当できるか
- 専用台や造作棚を設置できるか
- 本体保証と工事保証を分けて説明できるか
- 追加費用が発生する条件を提示できるか
依頼先を比較する基準は、乾太くんの設置業者を選ぶポイントで詳しく解説しています。
工務店・リフォーム会社から買う
新築住宅や洗面所のリフォームと同時に導入する場合は、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社が購入窓口になります。
ガス管、排湿経路、電源、専用台、収納、家事動線を住宅全体の計画へ組み込める点が大きなメリットです。
設計段階から相談すれば、完成後に配管が露出したり、窓や収納と本体が干渉したりするリスクを抑えやすくなります。
木製の造作棚へ設置する場合も、必要な耐荷重、壁下地、固定、点検空間をまとめて計画できます。
一方で、工務店やリフォーム会社がガス工事を直接施工するとは限りません。
ガス会社や設備会社へ委託する場合は、施工体制と保証窓口を確認してください。
\ ランドリー改修と設置工事をまとめて相談する /
リショップナビは総合的なリフォーム会社の紹介サービスです。
希望条件に応じて最大5社が紹介されますが、紹介数は地域や工事内容によって変わります。
乾太くん専門業者の紹介を保証するサービスではないため、施工経験とガス工事の対応範囲を各社へ確認してください。
家電量販店・ホームセンターから買う
家電量販店やホームセンターは、店頭で本体の価格、支払方法、ポイント、延長保証などを相談できる購入先です。
普段利用している店舗で購入相談ができるため、ネット通販だけでは不安な方に向いています。
ただし、乾太くんの取り扱い状況や設置工事への対応は、店舗、地域、建物の条件によって異なります。
本体だけを販売し、ガス工事や排湿工事は購入者が別途手配する店舗もあります。
リフォーム部門を持つホームセンターでは、現地調査から工事まで相談できる場合があります。
購入を決める前に、次の項目を店舗へ確認してください。
- 自宅住所が工事対応地域に含まれるか
- ガス栓の増設や配管延長を依頼できるか
- 外壁の穴あけと排湿口工事を依頼できるか
- 専用台や電源工事をまとめて手配できるか
- 現地調査後に本体を変更できるか
- 工事を断られた場合に本体をキャンセルできるか
「店舗で本体を買えること」と「自宅の設置工事まで依頼できること」は別です。
工事範囲を確認する前に本体代を支払わないようにしましょう。
ネット通販・Amazonから買う
Amazonや楽天市場などのネット通販は、複数店舗の本体価格を比較しやすい購入先です。
型式と設置条件が確定しており、施工会社が施主支給を承認している場合は、購入費を抑えられる可能性があります。
ただし、ネット通販では本体単品で販売され、ガス接続や排湿工事が付属しない商品が多くあります。
施工会社を決めずに先に購入すると、工事だけを断られたり、持ち込み工事費が高くなったりする場合があります。
また、配送後に設置不可と分かっても、大型商品の返品費や再梱包費が必要になる可能性があります。
Amazonで本体を購入する場合も、現地調査と施工会社の承認を先に受けてください。
都市ガス用・LPガス用、型式、接続方式、操作パネル位置、屋内用・軒下用を施工会社へ指定してもらいましょう。
\ 現地調査後に現行モデルの販売価格を比べる /
在庫、価格、販売元、保証条件は販売ページごとに確認してください。
ガスコード、強化ガスホース、接続金具などを自己判断で選び、取り付けることは避けてください。
乾太くんをどこで買う?確認する工事と保証
購入先を選んだ後は、設置できる型式と工事内容を確定させます。
現地調査、施主支給、ガス種、保証、追加費用を確認してから契約しましょう。
本体購入前に現地調査を受ける
乾太くんを新しく設置する場合は、本体を購入する前に現地調査を受けます。

設置場所に本体が収まるかだけでなく、ガス、排湿、電源、搬入、固定まで確認する必要があります。
外壁に近い場所でも、壁内に柱、筋交い、配線、配管があると、希望位置へ穴を開けられない場合があります。
また、マンションでは管理規約や外壁工事の許可によって、設置できない可能性があります。
現地調査では、次の情報を施工会社へ伝えましょう。
- 希望する容量とシリーズ
- 設置予定場所の寸法と写真
- 都市ガスまたはLPガス
- 設置場所付近のガス栓
- 外壁までのおおよその距離
- コンセントとアースの位置
- 縦型またはドラム式洗濯機の型式
- 専用台または造作棚の希望
リンナイも、新規設置では事前の現場確認が必要で、新築は設計・建築担当業者、既存住宅はガス事業者やリフォーム事業者へ相談するよう案内しています。
(参考:リンナイ公式「新規購入の相談先」)
ガス栓増設や配管延長の確認項目は、乾太くんのガス工事費用と内訳でも解説しています。
施主支給への対応と保証の分担を確認する
ネット通販などで本体を自分で購入し、施工会社へ取り付けだけを依頼する方法を施主支給と呼びます。
施主支給そのものが一律に不可能なわけではありませんが、施工会社の事前承認が必要です。
施工会社によっては、本体を自社から購入した案件だけを受け付けています。
施主支給へ対応する会社でも、持ち込み工事費、部材確認費、再訪問費などが加算される場合があります。
本体を先に買うと起こりやすい問題
- 自宅のガス種と本体が合わない
- 希望場所へ設置できない
- 本体と専用台が適合しない
- 必要な排湿部材が不足する
- 施工会社が施主支給に対応しない
- 工事日までに返品期限が過ぎる
保証については、本体の製品不良と、ガス接続や排湿工事などの施工不良を分けて確認します。

初期不良、配送中の破損、返品は購入した販売店が窓口となり、施工不良は工事会社が窓口となることがあります。
不具合が起きたときに原因を誰が切り分けるのか、出張費や再施工費を誰が負担するのかも書面で確認してください。
ガス種・型式・接続方式を間違えない
乾太くんには都市ガス用とLPガス用があり、供給されているガスに合う本体を選ぶ必要があります。
異なるガス種の本体をそのまま接続して使用することはできません。

注文時は、ガスの検針票、契約書、ガスメーターなどでガス種を確認してください。
型式には、容量だけでなく、ガスコード接続、ネジ接続、操作パネル位置、屋外対応などの違いがあります。
| 確認項目 | 主な違い |
|---|---|
| ガス種 | 都市ガス12A・13A用またはLPガス用 |
| 容量 | 3kg・5kg・6kg・8kg・9kg |
| 接続方式 | ガスコード接続またはネジ接続 |
| 操作パネル | デラックスは上部または下部 |
| 設置環境 | 屋内用・条件付き屋外用・軒下設置用 |
販売ページの商品名だけで判断せず、施工会社から型式全体を指定してもらいましょう。
ガス栓の増設や機器接続に必要な資格・施工範囲は、都市ガスとLPガス、工事内容によって異なります。
(参考:日本ガス機器検査協会「工事内容から探す」)
中古品や旧型を買うときの注意点
フリマアプリ、オークション、中古販売店では、生産終了した旧型の乾太くんが販売されていることがあります。
中古品は購入価格だけでなく、製造年、使用状況、部品供給、保証、清掃状態まで確認してください。
外観がきれいでも、モーター、ベルト、点火部品、基板、センサーなどが消耗している可能性があります。
本体内部や排気経路には、衣類の繊維、柔軟剤、ペットの毛などが残っている場合があります。
出品者が「動作確認済み」と説明していても、ガス機器は購入者が自宅で簡単に試運転できません。
次の情報を確認できない中古品は慎重に判断しましょう。
- 本体型式とガス種
- 製造年月
- 使用期間と使用頻度
- エラーや修理の履歴
- 付属部品の有無
- 配送中の破損保証
- 返品や初期不良への対応
旧型本体へ交換する場合も、現在の専用台や排湿部材をそのまま使用できるとは限りません。
中古品を購入する前に施工会社へ型式を伝え、設置と部品調達が可能か確認してください。
本体価格ではなく設置総額を比較する
乾太くんの購入先を比べるときは、本体価格だけでなく、設置完了までの総額を確認します。
本体が安くても、工事、部材、保証、再訪問費を加えると材工一括より高くなる場合があります。
各社へ同じ条件を伝え、見積書の工事範囲をそろえて比較してください。
| 費用項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 本体価格 | 型式、ガス種、送料、消費税 |
| 専用台・部材 | 対応台、排湿管、屋外フード |
| ガス工事 | 接続、ガス栓増設、配管延長 |
| 排湿工事 | 壁穴、配管、外壁側の処理 |
| 電気工事 | コンセントとアース |
| 搬入・固定 | 階段、高所、専用台組立、試運転 |
| 保証 | 本体・工事の期間と対象範囲 |
| その他 | 既存機器撤去、処分、出張費 |
一式表記だけでは、追加料金が発生する条件を判断できません。
見積書へ含まれない工事と、工事当日に追加料金が発生する条件も確認しましょう。
容量別の本体代や工事費の考え方は、乾太くんの本体価格と設置費用で詳しく解説しています。
乾太くんの購入先に関するよくある質問
乾太くんは結局どこで買うのがおすすめですか?
初めて設置する場合は、現地調査、本体販売、ガス工事、排湿工事をまとめて相談できる購入先が比較しやすくなります。
新築は設計・建築担当会社、既存住宅はガス会社、ガス機器販売施工会社、リフォーム会社などが候補です。
Amazonで乾太くん本体だけ先に買ってもよいですか?
施工会社の現地調査と施主支給への承認を受けてから購入してください。
先に買うと、ガス種や型式の間違い、設置不可、施工拒否、返品期限切れが起こる可能性があります。
家電量販店で乾太くんの工事も依頼できますか?
店舗や地域、設置条件によって異なります。
本体販売だけの場合もあるため、ガス栓増設、壁穴、排湿管、電源工事まで対応できるか確認してください。
契約中のガス会社以外から乾太くんを買えますか?
ガス機器販売施工会社、工務店、リフォーム会社、家電量販店、ネット通販などからも購入できます。
ただし、ガス種に合う本体を選び、必要なガス工事を担当できる会社を確保する必要があります。
乾太くんをどこで買うかのまとめ
乾太くんは、ガス会社、ガス機器販売施工会社、工務店・リフォーム会社、家電量販店・ホームセンター、ネット通販から購入できます。
初めて設置する場合は、本体価格だけでなく、現地調査、ガス工事、排湿工事、専用台、保証を含めて購入先を比較してください。
新築やリフォーム中なら、設計段階から建築担当会社へ相談すると、配管や収納を住宅計画へ組み込みやすくなります。
既存住宅なら、契約中のガス会社や乾太くんを扱う販売施工会社が候補です。
ネット通販は本体価格を比較しやすい一方、施主支給への対応、設置工事、返品、初期不良の窓口を自分で調整する必要があります。
- 本体を買う前に現地調査を受ける
- 施工会社が施主支給へ対応するか確認する
- 都市ガス用・LPガス用を確認する
- 本体保証と工事保証の窓口を確認する
- 本体と工事を含む総額で比較する
Amazonなどで購入する場合も、施工会社から型式と必要部材の指定を受けてから注文してください。
購入先の知名度や本体価格だけで決めず、設置完了後の修理や保証まで相談できるかを基準に選びましょう。
正確な情報は各メーカー・販売店・施工会社の公式案内と契約書面でご確認ください。



