使い方・衣類ケア

乾太くんのエコモードとは?エココースの使い方と節約効果を解説

※本記事は一般的な情報を基に執筆しています。設置工事の可否や正確な費用、ガスの契約種別による料金については、必ずお住まいの地域の専門ガス会社や施工業者にご確認ください。また、構成・執筆の一部に生成AIを活用し、内容は筆者が確認・編集したうえで公開しています。

乾太くんのエコモードを使うと、ガス代をどのくらい節約できるのか気になる方もいるでしょう。

乾太くんの省エネ運転は、リンナイ公式では「エココース」と表記されています。

エココースは、前半に送風運転を行い、後半にガスを使った温風運転へ切り替えることで、ランニングコストを抑える仕組みです。

ただし、標準コースより乾燥時間が長くなり、室温、湿度、衣類量によってはコスト差が小さくなる場合があります。

また、節約できる金額は、都市ガスとLPガスの違いや契約単価によって変わります。

この記事では、エココースの正式名称、搭載モデル、標準コースとの違い、試算条件付きの節約効果、正しい使い方を解説します。

記事のポイント

  • 乾太くんの省エネ運転の正式名称はエココース
  • 現行の家庭用モデルにはエココースを搭載
  • 乾燥時間は延びるが条件によってランニングコストを抑えられる
  • 節約額はガス種・契約単価・衣類量・室温などで変わる

乾太くんのエコモードの正式名称と搭載モデル

「乾太くん エコモード」と検索されることがありますが、リンナイが使用している正式名称は「エココース」です。

取扱説明書や操作パネルでコースを探すときは、「エコ」という表記を確認してください。

搭載状況は機種や製造時期によって異なるため、本体型式と取扱説明書を照らし合わせることが重要です。

エコモードの正式名称はエココース

エココースは、乾燥能力を単純に弱くするだけの運転ではありません。

送風と温風を組み合わせ、ガスを燃焼させる時間を調整することでランニングコストを抑えます。

前半と後半で運転内容が変わるため、開始直後に燃焼表示が点灯しなくても故障とは限りません。

前半は送風運転で衣類の水分を減らす

エココースの前半では、ガスを燃焼させず、ドラムと排湿ファンを動かす送風運転を行います。

衣類へ風を通し、表面に残った水分を少しずつ蒸発させます。

送風運転中はガスを使用しませんが、ドラムやファンを動かすための電気は使用します。

そのため、ガス代が減った分だけ運転全体の料金が下がるとは限りません。

後半は温風運転で仕上げる

送風運転で水分を減らした後は、ガスを点火して温風運転へ移行します。

後半の温風によって、衣類の内部に残った水分まで乾燥させます。

標準コースのように最初から温風を使い続けないことで、ガスの消費量を抑える仕組みです。

衣類量や周囲の環境によっては、温風運転へ切り替わるまでの時間や終了時間が変わります。

乾太くんのエココースが前半の送風運転から後半の温風運転へ切り替わる仕組み
エココースは、前半の送風と後半の温風を組み合わせてガス使用量を抑えます。

現行の家庭用モデルはエココース搭載

2026年7月時点で販売されている家庭用乾太くんは、デラックスタイプとスタンダードタイプの各シリーズにエココースが搭載されています。

容量だけでなく、操作パネルの位置や屋内・軒下設置仕様によって型式が分かれています。

シリーズ名だけで判断せず、本体銘板に記載された型式を確認してください。

タイプ容量主なシリーズエココース
デラックス9kgRDT-93シリーズ搭載
デラックス6kgRDT-63シリーズ搭載
スタンダード8kgRDT-80シリーズ搭載
スタンダード5kgRDT-54Sシリーズ搭載
スタンダード3kgRDT-31Sシリーズ搭載

現行モデルのコース構成は、リンナイ公式のラインアップで確認できます。

(参照:リンナイ公式)

デラックス9kg・6kgに搭載

デラックスタイプのRDT-93シリーズとRDT-63シリーズには、標準、エコ、厚物などの基本コースが搭載されています。

デリケート、シーツ・毛布、マイルドなど、用途に応じたコースも選択できます。

下部操作パネル、上部操作パネル、軒下設置仕様では、操作方法や対応機能の一部が異なる場合があります。

購入前は、容量だけでなく使用したいコースと設置仕様を確認しましょう。

スタンダード8kg・5kg・3kgに搭載

スタンダードタイプのRDT-80、RDT-54S、RDT-31Sシリーズにもエココースが搭載されています。

一方で、デリケートコースやシーツ・毛布コースなどの搭載状況は容量によって異なります。

エココースが使えることだけで、すべての機能が共通しているとは判断できません。

容量とコース構成を含めたモデルごとの違いも確認し、使用目的に合う機種を選びましょう。

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旧型モデルは搭載状況を取扱説明書で確認する

エココースは、過去に販売されたすべての乾太くんへ搭載されているわけではありません。

リンナイは、2013年に発売したRDT-52Sシリーズでエココースを追加しました。

それ以前のRDT-51シリーズなどには、エココースが搭載されていません。

中古品や既設の旧型機種を使用する場合は、操作パネルに「エコ」の表示があるかを確認してください。

本体の前扉内側や側面などにある銘板で型式を調べ、対応する取扱説明書を確認しましょう。

型式が似ていても、製造時期やガス会社向けの型番によって仕様が異なる場合があります。

標準コースとエココースの違い

標準コースは、乾燥時間の短さと日常的な使いやすさを重視した基本のコースです。

エココースは、乾燥時間よりもランニングコストを抑えることを優先します。

比較項目標準コースエココース
主な目的短時間で乾燥するランニングコストを抑える
運転方法温風を中心に乾燥前半は送風・後半は温風
乾燥時間短い長くなりやすい
向いている場面急いで乾かしたいとき時間に余裕があるとき
節約効果基準環境や単価によって変動

エココースは乾燥時間が長くなる

エココースは、前半に送風だけで乾燥を進めるため、標準コースより終了まで時間がかかります。

旧公式カタログの5kgモデルを使った比較では、標準コース約52分に対し、エココースは約72分でした。

この条件では、送風運転が約33分、温風運転が約39分とされています。

実際の乾燥時間は、衣類量、脱水状態、室温、湿度、ガス種などによって変わります。

室温・湿度・衣類量で節約効果が変わる

エココースは、送風だけで水分を蒸発させやすい環境ほど効果を得やすくなります。

室温が低い冬場は、冷たい空気では衣類の水分を蒸発させにくくなります。

湿度が高い梅雨時期も、周囲の空気が水分を多く含んでいるため、送風による乾燥が進みにくくなります。

衣類が極端に少ない場合は標準コースでも短時間で終了するため、エココースとの差が小さくなることがあります。

乾太くんのエココースの節約効果がガスの種類と単価、季節と室温、洗濯物の量で変わることを示す図
節約効果は、ガス単価・季節・室温・洗濯物の量によって変わります。

エココースが向いている使い方

エココースは、乾燥終了までの時間より、1回あたりのランニングコストを抑えたい場合に向いています。

就寝前に運転し、翌朝までに乾いていればよい場合は、時間の長さが負担になりにくいでしょう。

肌着、シャツ、薄手のタオルなど、比較的乾きやすい衣類をまとめて乾燥するときにも使いやすいコースです。

乾燥終了を急いでおらず、標準コースとの仕上がりの違いが気にならない場合に選択できます。

毎回エココースへ固定するのではなく、洗濯物の内容と予定に合わせて使い分けましょう。

エココースが向いていない使い方

すぐに着たい衣類や、次の洗濯物を続けて乾燥したい場合は、標準コースの方が適しています。

厚手のトレーナー、ジーンズ、厚いバスタオルなどが多い場合は、厚物コースも検討してください。

エココースは低温乾燥専用のコースではないため、熱に弱い衣類を安全に乾燥できるとは限りません。

洗濯表示でタンブル乾燥が禁止されている衣類は、エココースでも乾燥できません。

縮みや型崩れが心配な衣類は、素材ごとに起こりやすい変化と乾燥前の確認方法を把握してから入れてください。

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厚手と薄手の衣類を大量に混ぜると、乾きムラが発生する可能性があります。

乾太くんのエココースに向いている使い方と向いていない衣類を比較した図
時間に余裕がある日はエココース、急いで乾かす日は標準コースが適しています。

乾太くんのエコモードの節約効果と正しい使い方

エココースで節約できる金額は、使用機種と衣類量だけでは決まりません。

ガス種、ガス単価、電気単価、地域の周波数、室温、湿度などを含めて比較する必要があります。

金額だけを見るのではなく、乾燥時間が延びる点も含めて、家庭にとって使いやすいコースを選びましょう。

5kgモデルで試算された節約効果

エココースの節約額を掲載するときは、必ず試算条件を一緒に確認する必要があります。

旧公式カタログには、5kgモデルをLPガス環境で使用した場合の比較例が掲載されていました。

試算条件内容
対象機種RDT-54S-SV・乾燥容量5kg
衣類量実用衣類5kg
衣類構成綿50%・化繊50%
脱水度70%
ガス種LPガス
ガス単価5.1円/MJ
電気単価25.6円/kWh・60Hz
基本料金含まない

1回約8円の差が出た試算条件

上記の条件では、標準コースが1回約63円、エココースが1回約55円と試算されていました。

差額は1回あたり約8円で、標準コースに対して約12.7%の削減となります。

一方で、乾燥時間は標準コース約52分、エココース約72分です。

約8円の節約と引き換えに、乾燥終了まで約20分長くなる計算です。

1か月約250円は31日使用した場合

1回約8円の差が出る条件で、1日1回、31日間使用すると、月の差額は約248円です。

端数を丸めると、1か月約250円の節約となります。

この金額は、現在のガス料金や電気料金を使った試算ではありません。

現在の契約単価や実際の衣類量が異なれば、同じ金額にはなりません。

ガス種や使用量によって変わる乾燥コストの考え方も確認し、自宅の請求単価で計算しましょう。

ガス種と契約単価で節約額は変わる

乾太くんのランニングコストは、ガスの使用量と契約単価を基に計算します。

同じ機種と衣類量でも、都市ガスとLPガスでは1回あたりの料金が異なります。

特にLPガスは、契約している事業者や料金プランによって従量単価に差があります。

都市ガスとLPガスでは料金が異なる

都市ガスとLPガスは、発熱量と料金体系が異なるため、単純に1立方メートルあたりの金額だけでは比較できません。

自宅での乾燥コストを調べる場合は、検針票や請求明細に記載された単価を確認してください。

基本料金は、乾太くんを使用しなくても発生するため、1回あたりの運転費用へ含めるかを決めてから比較します。

ガス単価が変われば、エココースで減らせる金額も変動します。

条件のない節約金額は参考にしない

「1回○円安くなる」という情報だけでは、自宅でも同じ節約効果が得られるとは判断できません。

最低でも、機種、衣類量、ガス種、ガス単価、電気単価、乾燥コースを確認してください。

月額を比較する場合は、1日あたりの使用回数と使用日数も必要です。

室温や湿度によって標準コースとの差が小さくなる点も考慮しましょう。

LPガスの請求単価が高い場合は、エココースだけでは毎月の負担を十分に下げられない可能性があります。

乾太くんの本体購入や設置工事ではなく、現在契約しているLPガス料金を比較したい場合に利用できます。

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エココースの基本的な使い方

最初に衣類のポケットを確認し、ライター、硬貨、ティッシュなどを取り除きます。

衣類が絡まっている場合は、1枚ずつほぐしてからドラムへ入れてください。

取扱説明書に記載された乾燥容量を超えないようにします。

前扉を確実に閉め、電源を入れてから操作パネルで「エコ」を選択します。

デラックスタイプでは、ダイヤルやタッチ式の操作パネルからコースを選択する機種があります。

スタンダードタイプでは、コースボタンを押してエココースへ切り替えます。

コースを選択したら、スタート・一時停止ボタンを押してください。

運転開始後しばらく燃焼表示が点灯しなくても、前半の送風運転を行っている可能性があります。

乾燥終了後に衣類が湿っている場合は、衣類の洗濯表示を確認したうえで追加乾燥を行いましょう。

節約効果を保つための日常的な使い方

エココースを選ぶだけでは、常に効率よく乾燥できるとは限りません。

空気の流れを保ち、衣類に含まれる水分を減らしてから乾燥することが重要です。

糸くずフィルターを毎回掃除する

糸くずフィルターへ布ぼこりがたまると、湿った空気を屋外へ排出しにくくなります。

排湿効率が低下すると、乾燥時間が延び、エココースの節約効果が小さくなる可能性があります。

乾燥終了後に本体が冷めてから、毎回糸くずを取り除いてください。

吸気フィルターも、使用機種の取扱説明書に記載された頻度で手入れします。

型式ごとのフィルター位置と正しい掃除手順を確認し、利用者が取り外せる範囲だけを清掃しましょう。

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衣類量と脱水状態を整える

少量の衣類を何度も乾燥するより、規定容量を超えない範囲でまとめた方が効率よく使える場合があります。

ただし、衣類を詰め込みすぎると温風の通り道が減り、乾燥時間やシワが増える原因になります。

洗濯機の取扱説明書と衣類の洗濯表示で問題がなければ、十分に脱水してから乾太くんへ移してください。

水分が多く残っているほど、乾燥に必要な時間とエネルギーが増えます。

厚手と薄手の衣類を分けると、乾きムラや不要な追加乾燥を減らしやすくなります。

乾太くんのエコモードに関するよくある質問

乾太くんにエコモードという正式名称はありますか?

リンナイ公式の正式名称は「エココース」です。

一般的には省エネ機能を指してエコモードと呼ばれることがあります。

現行の乾太くんにはエココースが搭載されていますか?

現行の家庭用モデルでは、デラックスタイプとスタンダードタイプの各シリーズに搭載されています。

旧型モデルは搭載されていない場合があるため、本体型式と取扱説明書を確認してください。

エココースは標準コースより何円安くなりますか?

節約額は、機種、衣類量、ガス種、ガス単価、電気単価などによって変わります。

5kgモデルを使った旧公式試算では、指定条件のもとで1回約8円の差が出ています。

条件が異なれば同じ金額にはなりません。

エココースは標準コースより時間がかかりますか?

前半に送風運転を行うため、標準コースより乾燥時間が長くなる傾向があります。

旧公式試算では、5kgの衣類で標準約52分、エコ約72分でした。

実際の時間は衣類量や室温などで変動します。

エココースなら衣類が縮みにくくなりますか?

エココースはランニングコストを抑えるコースであり、低温乾燥専用ではありません。

縮みやすい衣類は、洗濯表示を確認し、対応機種ではデリケートコースの使用を検討してください。

タンブル乾燥禁止の衣類はエココースでも乾燥できません。

乾太くんのエコモードのまとめ

乾太くんのエココースは時間に余裕がある日の節約に向き、掃除と使い分けが重要だとまとめたスライド
エココースは時間に余裕がある日に選び、日常のお手入れと組み合わせましょう。

乾太くんの省エネ運転は、公式にはエココースと表記されています。

エココースは、前半の送風運転と後半の温風運転を組み合わせ、ガスの燃焼時間を調整するコースです。

2026年7月時点の現行家庭用モデルでは、デラックスタイプとスタンダードタイプの各シリーズに搭載されています。

旧型モデルには搭載されていない場合があるため、本体型式と取扱説明書を確認してください。

旧公式カタログの指定条件では、5kgモデルで標準コース約63円、エココース約55円と試算されていました。

差額は1回約8円ですが、乾燥時間は約52分から約72分へ延びています。

この金額は、特定のガス単価、電気単価、衣類量などを前提とした試算です。

現在のガス料金や使用条件が異なれば、同じ節約額にはなりません。

急いで乾燥したいときは標準コース、時間に余裕がありランニングコストを抑えたいときはエココースという使い分けが適しています。

フィルター掃除、適切な衣類量、十分な脱水も組み合わせ、追加乾燥が発生しない使い方を心がけましょう。

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